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「売上原価」より「Cost of Goods Sold」の方が理解しやすい

「会計は英語のほうがラクに覚えられる」と主張する本の冒頭で紹介されている一例。損益計算書の主要科目のひとつの「売上原価」→英語の会計用語「Cost of Goods Sold」の表現の方が直感的に理解しやすいかもー(文中敬称略)

大津広一著『英語の決算書を読むスキル』

6年前に買った本なのだけど改めて読み返し始めてみました。

著者の大津広一氏のプロフィールに「1989年、富士銀行へ入行」とあるので私の同期なんですね。しかし同期入行は600人近くいたので、部署が一緒になったりしないと分かりませーん。

 

英語の決算書を読むスキル

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本のプロローグには「会計は英語のほうがラクに覚えられる」と書かれています。

「売上原価」を7割の人が誤解する!?

一例としてあげているのは、損益計算書(PL=Profit & Loss)の基本要素である「売上原価」という勘定科目。

商品を4個仕入れして3個売れた場合→「売上原価」は4個分の仕入金額だ・・・と勘違いする人が10人中7人も!

これが英語では売上原価は「Cost of Goods Sold」と表記されているため「売れたグッズ(商品)のコスト=売れた3個分の仕入コストだ」と直感的に分かります。

日本の会計用語は「専門家さえ理解できれば良いのだ!」って感じ?

確かに日本語の会計用語は分かりにくいなーとずっと感じてきました。

数文字の漢字でむりやり表現しようとするため、言葉足らずな用語が多いのです。

「だから専門家が必要なのだ!」というのは、国家資格を持った方々と(一定期間勤めれば)自動的に国家資格を習得できる方々の詭弁でしょー!? 笑

【税理士試験免除制度】

税理士試験には、免除制度が設けられています。主な制度は以下のとおりです。

(中略)

国税従事者における免除

10年又は15年以上税務署に勤務した国税従事者は、税法に属する科目が免除されます。

23年又は28年以上税務署に勤務し、指定研修を修了した国税従事者は、会計学に属する科目が免除されます。

日本税理士会連合会ウェブサイト より引用

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