高校時代に名画座で観てから大好きな映画『ビッグ・ウェンズデー』。待ち焦がれること10数年、待望のブルーレイ化が発表されました。このムービーはぜひブルーレイの精細映像+大画面で鑑賞して欲しいのです。(文中敬称略)
待望の「ビッグ・ウェンズデー(Big Wednesday)」ブルーレイ(Blu-ray)発売
とにかく首を長くして待っていました。かれこれ10年以上にはなるでしょう。DVDは持っていました。
人気映画だから直ぐにブルーレイ化するだろうと思って、定期的にアマゾンをチェックしていました。
ときどきアメリカの”本家”Amazon.comものぞいていました。
ブルーレイの入手をあきらめかけていたら、ついに2018年10月に発売!!
それでも一向にブルーレイが発売されません。
「何か複雑な権利関係があるのかな?」と半分あきらめかけていました。
ところがこの2018年の夏に(私にとっては)ビッグニュースが飛び込んできました。
HDリマスターでブルーレイ化ーー!!
日本でのブルーレイ発売は2018年10月
日本での発売は2018年10月3日。Tシャツがおまけに付いてくる特別仕様もあるようです。
[映画ニュース] サーフィン映画の決定版「ビッグ・ウェンズデー」&J・チェン主演「酔拳2」が初ブルーレイ化! https://t.co/vhI4Hf6ggH pic.twitter.com/gg4mx8FKbW
— 映画.com (@eigacom) 2018年7月21日
HDデジタル・リマスター ブルーレイ
製作40周年記念版 (初回限定生産)
高校時代に映画館で観て以来、お気に入りのひとつ
ロックの殿堂1号「バディー・ホリー」の黒ぶちメガネはここで買える で書いたエピソード。
私が高校生の時、学校から2つ隣の駅の吉祥寺に「テアトル吉祥寺」という名画座がありました。
この映画館は、1980年オープン時は(当時としても珍しい)名画座の新館で、しかも(当時はロードショー館でも完備されていなかった)Dolbyステレオやボディソニックシートを設置。料金もリーズナブルで素晴らしい映画館でした。
ここで、ウェストサイドストーリー、ジェームズ・ディーン3部作、ビッグ・ウェンズデー といった往年の名作映画を鑑賞しているうちに、1950年代~1960年代のカルチャーへの関心が強くなっていきました。
3人の主人公がカッコ良くて人間臭くて引き込まれる
1978年公開の「ビッグ・ウェンズデー」は「サーフィン映画」にジャンル分けされると思います。
しかしその内容は「青春ムービー」と呼んでも良いくらいです。
華やかで屈託のない明るい時代と、戦争や大人になる過程における様々な葛藤。
このコントラストが個性豊かな俳優3人によって演じられます。
上のジャケット写真、左から
- ゲイリー・ビジー(Gary Busey)
- ジャン=マイケル・ヴィンセント (Jan-Michael Vincent)
- ウィリアム・カット (William Katt)
「ジャン=マイケル・ヴィンセントの現在」を調べるなら、映画を観た後で
その後、ジャン=マイケル・ヴィンセントは、1996年に自動車事故によって頚椎と声帯を負傷。さらに2012年には右足を切断します。
右足を失う前後からメディアは「没落」とか「落ちぶれた」と、痛々しい姿を晒して興味本位に取り上げていました。
この映画作品「ビッグ・ウェンズデー」を鑑賞する際には、そんな雑音はない方が良いです。
「ジャン=マイケル・ヴィンセント」とか検索して現在の姿を探すようなことはせずに、まずは映画を観ましょう。
「ビッグ・ウェンズデー」はきれいな画、大きなスクリーンで観るべし
人間ドラマもありますが、クライマックスはやはり「巨大な波(ビッグ・ウェンズデー)」に立ち向かうサーフィンのシーンです。
Big Wednesday – Trailer
ブルーレイの精細な映像を大画面で楽しもう
ビッグウェイブの大迫力を思いっきり浴び、感動に浸るのであれば、大きなスクリーンかつ精細な解像度は大事な要素です。
私がこれほど「ビッグ・ウェンズデー」に惹かれたのは、最初に映画館の大きなスクリーンで観たからだと思います。そのため、ブルーレイの発売を心待ちにしていたわけです。
サーフィンをやりたい! 老後の夢に
「ビッグ・ウェンズデー」を観た後はサーフィンをやってみたくてウズウズしていました。
しかし残念ながらこの歳になってもまだチャンスがありません。
- ドラム
- サックス
- サーフィン
この3つは私の老後の趣味に加えたい(チャレンジしたい)トップスリー。