連絡もなく面接に現れない応募者の「面接ブッチ」・・・SNSのやネットの投稿やアンケート結果を調べて、想像以上に多いことを知りました。結果的に相手側の貴重な時間を騙して奪うことになる「時間詐欺」をこれ以上増やすな!!(文中敬称略)
ボストンで肩すかし”面接ブッチ”を嘆く
2019年6月に書いた 中途採用面接における「ノーショウ」中小企業を舐めきっているのか? の記事で、連絡もなく面接をキャンセルする失礼な応募者がいることを嘆きました。
それから半年も経たない昨日(2019/11/2)、アメリカのボストンキャリアフォーラムで採用活動中の OWNDAYS 田中修治が、ツイートで「2人バックれ」とボヤいていました。
海の向こうでも、日本人の若者の行動パターンは変わらないようです。
ボスキャリ2日目。最終面接当日バックれはざら。今日は2人バックれて連絡すらしてくれず😭売り手市場の時期に身の丈以上の下駄履かされて勘違いしたまま就職していく学生って将来結構大変だろうなー。昔のバブル入社組みを思い出す。さて時間できたから観光でもしてこよ🚗 pic.twitter.com/1hU1s8nDl4
— 田中 修治 OWNDAYS 社長 (@shuji7771) November 2, 2019
想像以上に”よくある”事例だった面接ブッチ
実は私は、田中修治のぼやきツイートの数日前にも、Twitter上で「面接ブッチはホンマに勘弁」というツイートを目にしたばかりでした。
「連絡ぐらいは欲しい」「僕たちの仕事を舐めないで欲しい」
いや、ホントそうですよ。
面接ブッチはホンマに勘弁して欲しいです。
— 平野区入船温泉(エンタメ銭湯) (@HiranokuIrifune) October 29, 2019
せめてやめておきますの連絡ぐらいは欲しい。
面接する方もちゃんとその時間を空けて待っているんです。
別に行かんでもええやろは論外。
数あるうちの1つかもしれないけど、僕らにとっては大事な仕事なんです。
僕たちの仕事を舐めないで欲しい。
調べたら同じような事例がドンドン出てくる
もしかすると「連絡なく面接に来ない」事例ってけっこう一般的なのか? と、私は疑問に思って調べてみました。
Teitterで検索してみると、出てくる出てくるヽ(´o`;
どうやら「面接ブッチ」※という言い方が主流のようです。他には「バックレ」という表現もありました。
(※)連絡があるドタキャンも「面接ブッチ」と呼んでいるケースもあるものの、ここでは狭義の”連絡なし”で面接に来ないことを言います。
今日面接予定の50代女性現れず。
— はなはな@サラリーマン侍/黒いアパレル管理職 (@hanahanasamurai) October 10, 2019
これで面接ブッチ3回連続。
電話で話す限り普通だし面接希望の連絡からあまり日にちを空けず面接日程を組んでいるが効果なし。
求人倍率の高さに比例して無責任な方も増えていると感じる。
こっちがブッチしたらどう思うんだろうこういう人達。
バイトの面接予定入れてたけど、他で決まったし面接ブッチしよ~って来ない奴多いけど、こちとらテメーのために時間作ってんだから、他で採用されたんだったら面接キャンセルの連絡しろや。「良かったですね!」って言うよ?そういう連絡すら出来ないアルバイトを採用してしまった職場かわいそう
— むねぺこちゃん😈らぴば29日 (@dvglchan___) September 9, 2019
面接ブッチって…😰就業時間をわざわざ割いて、今後のお店(会社)のために期待して挑もうとしてる担当者としては裏切られた感はんぱない…😣ブッチは基本やっちゃいけないことだよ…自分勝手で人を巻き込んじゃいけないよ?せめて連絡はしようね?ってなる…😭
— らい兎 (@DensetsunoLight) July 20, 2019
就活アドバイザーも注意喚起している
就活アドバイザーも「連絡を入れない面接ブッチ」を咎めて(とがめて)います。
もはやレアケースではないのでしょう。
企業側は多額な費用をかけて、採用活動を行なっています。本気で皆さんを見ています。インターンをブッチ、面接ブッチはNG。人としての常識は守って下さいね。都合がどうしても悪いのであれば、メールや電話でお詫びを必ず言ってください。#21卒の #就活
— ゆう@大手IT企業2年目/noteで就活体験配信中 (@advice_shukatsu) July 29, 2019
アンケート結果では10%が連絡しない!?
Twitter上では「面接ブッチした側」のツイートも目立ちます。様々な理由はあるようです。
しかし「寝坊した」とか「ダルい」とか・・・キャンセルを連絡しない理由にはなり得ません。
ショッキングなアンケート結果
エン・ジャパンの月刊「人事のミカタ」に面接前の辞退に関する調査記事が出ていました。
▼約4800人の転職者に聞く、面接前の辞退経験は?
アンケートの結果は、かなりショッキングな内容です。
当日に面接辞退を決める人が14%
面接に行かない(面接辞退)を面接日の当日に決める人が全体の14%もいます。
ギリギリまでキープしているのか、ただ放置しているだけなのかは定かではありません。
少なくとも「面接日の前日までにキャンセルの連絡がないから当日はきっと来る」とは限らないことが分かります。
総力特集!月刊「人事のミカタ」面接前の辞退経験の有無と、その理由を調査。より引用
当日に辞退連絡をしていない人が10%
そして、当日に辞退連絡をしたか否かの質問。
驚くことに、10%の人が連絡していない!? という結果が。
連絡をしなかった理由で最も多かったのは「辞退理由をどう言えばいいかわからなかった」32%と。
いやいや、繰り返しますがキャンセルを連絡しない理由にはなりませんね。見苦しい言い訳です。
総力特集!月刊「人事のミカタ」面接前の辞退経験の有無と、その理由を調査。より引用
意味不明な”また応募してくる”面接ブッチ野郎
私が前述したブログ記事でも書いた「面接ブッチしたくせに、しれっと再応募してくる奴」も、意外と存在するようです。
面接ブッチする時点でもはや「常識のない奴」です。
再応募してくる神経があまりにも異常であることに気が付かないのでしょう。
面接ブッチして、ひとこともなく再応募してくるのやばいよね。
— 🇯🇵jiraiya_L🇺🇸 (@LJiraiya) September 11, 2019
神経疑う
時間詐欺を平気で行う連中を増やすな
多くの人は「時間」を「お金」よりも貴重なモノであると考えています。
それまでのやり取りで「面接に来る」と約束しておきながら”黙ってとんずら”する行為は、結果としては詐欺的な行為と変わりません。
こやつらは、相手方の面接の準備に要する時間や待ちぼうけをくらう時間・・・貴重な時間を奪っているのです。
こういった「時間泥棒・時間詐欺」を平気で行う連中を増やさないように、義務教育で道徳を叩き込んでくれないかなー?