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コーヒー豆を自宅で焙煎(ロースト)するには煙と臭いとの闘いが必要

ある時期にコーヒー豆の自家焙煎(自宅でローストする)のにハマっていました。しかし、様々な器具やマシンを買ってみたものの、煙と臭いを制御することができません。結局は断念してしまいました。(文中敬称略)

コーヒー豆を自宅で焙煎するのにハマったことがある

前回の記事 セブンカフェに「スペシャルティコーヒー」?地域限定で試験導入中? で「コーヒーの生豆をキロ単位で購入して自宅で焙煎(ロースト)していた時期がある」と書きました。

生豆のストックは30種類以上、計100キログラムを超えるほどのめり込んだ時期もありました。しかし現在はローストを止めてしまいました。

煙と臭いが抑えきれずに、家族や近所への迷惑を考えた結果でした。

 

手網焙煎から始まった

スタートはフライパン状の「手網」をコンロの上で振ってローストする方法でした。

イメージとしては下の動画のような感じです。

コーヒー豆を自家焙煎する方法 ~手網ロースター~

この手網による方法は、手が疲れる割には多くの量をローストすることが出来ず、チャフ(皮や燃えカス)が飛び散り、煙もうもうとなります。

そこですぐに次のステップへ移りました。

 

手回し式の焙煎キットを買った

手網の次に買ったのは、コンロの上で手回しする小型の焙煎キットです。

 

これはこれでなかなか楽しかったのです。しかし飛び散るチャフと煙は抑えられません。

家族からは「煙の警報機が作動したりしない?」と心配されるレベルです。煙対策をなんとかしなければいけません。

 

電動式のコーヒーロースター GENE CAFE

手回しロースターの次に購入したのは電動の焙煎機「GENE CAFE」です。

煙の排出口に独自の排煙ダクトを取り付け、煙を換気扇の真下や窓の外へ誘導してみました。

 

回転式電動コーヒー焙煎機 GENE CAFEの使い方

このマシンは熱風によってローストするタイプです。温度や時間が自由に設定でき、豆の色を見て微調整しながら実験が出来る点で素晴らしいものでした。

ただしコンロの直火を使う手網や手回しマシンと比べると火力が弱いため、焙煎後のコーヒー豆の味の深みは若干劣る印象です。

煙が大量に室内に充満することは無くなりました。しかし完全に抑えきれるものでもなく、空気清浄機も買ってみたものの、家族からは「臭い、臭い」と言われ続けました。

次の焙煎機を買った後のGENE CAFEはもっぱら、生アーモンドのローストに使っていました。

 

全自動コーヒー焙煎機 MASON-800

煙を完全にシャットアウトできるロースターはないか? と探していたところ「煙を出さない」マシンを発見して購入しました。

前述のGENE CAFEもこのMASON-800も韓国製です。コーヒーの自家焙煎については韓国の方が盛んなのでしょうか?

 

全自動コーヒー焙煎機★コーヒーロースター[MASON 800 New]

このロースター、確かに煙は出てきません。しかし・・・臭いは抑えられません。煙は出ないものの臭いを含んだ熱風が出てきます。

焙煎を終えた後もマシンに残り続ける臭いが強いため、使用後は箱詰めにしてベランダへ隔離しておく必要があります。

家族からも「臭い!!」のクレームが強くなったため、結局は自宅でのコーヒー焙煎は断念することになりました。

 

電動ロースターは急速冷却が出来ない

ちなみに、GENE CAFE と MASON-800 の両方に共通する注意点としては「急速冷却ができない」ことです。

コーヒー豆の味の深みを出すためには、狙ったハゼ音(豆がパチパチ立てる音)のタイミングで火を止めてすぐに冷やす必要があります。

2つのマシンの場合、すぐに豆を取り出してザルに移し替えて扇風機の冷風を当てます。その際にどうしても煙がブワッと発生してしまうのです。

コーヒーロースターMASON-800 取扱説明書 より引用
 

自家焙煎はいったん諦めてしまいました。再開するには、隣家のない場所に小屋を建ててやるしかないかなーと思っています。

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