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シンディ・ローパー | プロモーション・ライブを行った天王洲アイル

当ページのコンテンツにはプロモーションが含まれています

アメリカのスーパースター「シンディ・ローパー」が大ブレイクする直前の初来日時に、天王洲アイルの倉庫群でプロモーション・ライブをしていたエピソードをアルバムのライナーノーツで読みました。職場の近くなので「たぶんこの場所だろー?」と見当をつけて行ってみました。(文中敬称略)

シンディ・ローパー『デビューアルバム』のライナーノーツにあったエピソード

全世界で大ヒットした ”シンディ・ローパー / Cyndi Lauper” のデビュー・アルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル / She’s So Unusual』のライナーノーツを読んでいて「へえぇ~!?」となったエピソードがありました。

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シンディ・ローパーが大スターとなった1984年、初来日したシンディ・ローパーが「天王洲アイルにある寺田倉庫のロフトでプロモーション・ライブを行った」と書いてあったのです。

・・・まずは1984年3月10日、シンディのデビュー・アルバム「She’s So Unusual」からのファースト・シングルとしてcutされた「Girls just want to have Fun」がじりじりとビルボードのチャートを上昇。・・・(中略)・・・最高位2位まで昇った日。シンディはプロモーションのために日本に来ていた。
場所は芝浦の寺田倉庫。今も東京臨海部のウォーターフロント、天王洲アイルにある船の積荷用の倉庫は、海運業の不振にともなっていち早くロフトや貸しスタジオなどに切り替わり始めた頃で。シンディのプロモーション・ライブは、そのロフトで行われた。

「She’s So Unusual」ライナーノーツ 2014年2月24日 / 湯川れい子 より引用

自分のオフィスがある天王洲アイルが記念すべき場所!?

「天王洲アイル」は私が勤務している OWNDAYS 本社がある場所です。自分のオフィスから目と鼻の先にある会場で、”大ブレイク直前の”シンディ・ローパーがプロモーション活動を行っていたとは!!

実は「寺田倉庫」関連の施設は天王洲アイルにいくつかあります。ライブ会場となった「ロフト」を特定するべくネット検索してみましたものの、該当する情報は出てきません。

SNSはおろかインターネットなどもまだ無い時代なので仕方がないのかもしれません。

ライブを行うに適したスペースで当たりをつけてみると、恐らく「寺田倉庫 B&C HALL」ではないかと思いました。(または当時の施設はもう無くなってしまっているのかも・・・)

寺田倉庫 B&C HALL に行ってみた

寺田倉庫の施設群は主に(南寄りの)りんかい線「天王洲アイル駅」の近くにあります。しかし「B&C HALL」は、少し離れた(徒歩数分)ウォーターフロントにあるのです。

オフィスからすぐ歩ける距離なので、帰り道に寄ってみました。

りんかい線の「天王洲アイル駅」方面からウォーターフロント側へ向かう道路。東横INNの裏側にあたります。

B&C HALL のエントランスに行くためには脇道に入ります。これが少し分かりにくい・・・

脇道の入り口のウッドデッキに「矢印+ B&C HALL」と書いてあるのが目印です。

川沿いのウッドデッキに入る場所に表示版が立っています。右を指しています。

B&C HALL を右手に見たウォーターフロント。

ウッドデッキの先端部へ行ってから振り返った様子。

天王洲アイルはウォーターフロント側が面白い

天王洲アイルという場所、2つの路線(モノレールとりんかい線)の駅の周辺は背の高いビルやホテルが立ち並んでいて無機質な印象を受けるかも知れません。

ぜひ駅から少し歩いて川沿いのウォーターフロントのエリアへ行ってみてください。

アルバム・ジャケットそのままのカラフルな髪とスカートに裸足のシンディが、倉庫の中の椅子に足を掛けるようにして、クルクルと鮮やかに歌い踊っていた姿を、今も昨日の事のように覚えている。

「She’s So Unusual」ライナーノーツ 2014年2月24日 / 湯川れい子 より引用

ライナーノーツの解説を思い出しながらこの辺りを散策すると、なかなか感慨深いものがありますよ。

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