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デビッド・ボウイ | 奇抜なメイクとファッションの変遷(2)

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1970年代前半に、山本寛斎の奇抜な衣装をまとい架空のロックスター「ジギー・スターダスト」としてカルト・スターとなったデビッド・ボウイ。1980年代に入るとメジャーロックスターへの階段を上っていきます。その過程を平易にまとめてみました。(文中敬称略)

架空の「ジギー・スターダスト」を捨て去り、自分らしさを追求していったデビッド・ボウイ

奇抜なメイクとファッション「デビッド・ボウイ」何者なのか?(1) では、デビッド・ボウイのデビューから架空のロックスター「ジギー・スターダスト」までの変遷を書きました。

下の動画はWOWOWで2017年1月に放送された番組・・・デビッド・ボウイのスタイリストだった高橋靖子、「ジギー・スターダスト」の衣装を手がけた山本寛斎やカメラマンの鋤田正義(すきたまさよし)らのインタビューのダイジェスト。

「自分を変えるために」京都を愛し滞在したデビッド・ボウイの苦悩を垣間見ることができます。

 

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1976~1979年、デビッド・ボウイの「ベルリン三部作」

デビッド・ボウイが、イギリスの音楽家ブライアン・イーノ(Brian Eno)と共同してレコーディングを行った一連のアルバムを「ベルリン三部作」と呼んでいます。

ただし全てのアルバムがベルリンで制作されたわけではありません。

1977年から1979年にかけてブライアン・イーノとのコラボレーションで制作されたアルバム『ロウ』、『英雄夢語り』、『ロジャー』は、のちに「ベルリン三部作」と呼ばれることになる。

ロンドンパンク/ニューウェーブ全盛期の中で、あえてプロトパンク/オールド・ウェーブを前面に出した。

デヴィッド・ボウイ – Wikipedia より引用

 

『ロウ Low』

 
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David Bowie – Be My Wife (1977年)

『英雄夢語り (ヒーローズ) “Heroes”』

 
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このアルバム『ヒーローズ』の8曲目「Moss Garden」で使われている楽器は日本のファンはデビッド・ボウイへプレゼントした「オモチャの琴」だというエピソードがあります。デヴィッド・ボウイ『ヒーローズ』に新事実 弾かれた琴の秘密

 

David Bowie – Heroes (1977年)

『ロジャー (間借人) Lodger』

 
 
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David Bowie – Look Back In Anger (1979年)

1980年代、”カルトヒーロー”から”メジャーロックスター”へ変身

「ベルリン三部作」の後、1980年代に入ると転機が訪れます。これまでは”カルト的”人気が中心だったものが、ポップ・ロック路線に移って大ヒット曲を生んだことで、メジャーな存在へ上がっていくのでした。

1980年、再びアメリカに戻り、ニューウェーブを前面に出した、RCA時代最後のアルバム『スケアリー・モンスターズ』を発表した。

初ヒット曲の「Space Oddity」の登場人物・トム少佐を再び登場させ、「Ashes to ashes」で彼のその後と自分を重ね合わせて歌い、ボウイはカルト・スターとしての「デヴィッド・ボウイ」と決別することになった。

一転して1980年代はナイル・ロジャースをプロデューサーに起用したアルバム『レッツ・ダンス』はキャリア最大のヒット・アルバムとなり、ファン層を広げた。

デヴィッド・ボウイ – Wikipedia より引用

 

アルバム『Lets’ Dance』から「チャイナ・ガール(China Girl)」

David Bowie – China Girl (1983年)

アルバム『Lets’ Dance』から「モダン・ラブ(Modern Love)」

David Bowie – Modern Love (1983年)

1983年、大規模なワールドツアーが大成功、メジャーロックスターへ

1983年は、アルバム『Let’s Dance』の爆発的なヒットとともに映画『戦場のメリークリスマス』に出演した年でもありました。

1983年の『シリアス・ムーンライトツアー』では新しいファンをも取り込んでの大規模なワールドツアーを大成功させ、カルトヒーローからメジャーロックスターの座につくことになった。

ただこのころから以前のようなカルトなアーティスティックな作風からポップロック路線へと作風が変化するが、迷走と模索の時期ともなった。この頃のボウイは俳優としての出演も多い。

デヴィッド・ボウイ – Wikipedia より引用

 

奇抜なメイクとファッション「デビッド・ボウイ」何者なのか?(3) へ続きます。

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