ジェームズ・ディーンが大好きで、普段の彼のメガネスタイルが素敵で憧れていました。ジミーが好んだメガネブランドTARTはジョニー・デップも愛用。同ブランドは廃業してヴィンテージになっていたものの復刻版が出ています。(文中敬称略)
ジェームズ・ディーンは映画も観て欲しい
ジェームズ・ディーン / James Dean のデビュー映画「エデンの東 / East of Eden」は、私は小中学生ごろにテレビで観て、高校生の時に映画館(名画座)で観て、DVDを買って観て・・・大好きな映画の一つです。
若い方には写真だけでなく是非とも映画で動いている ジミー / Jimmy も観てもらいたいです。
特に感情移入した「エデンの東」
ジェームズ・ディーンが演じる主人公はやんちゃな次男で、長男は真面目で優秀。父親からは「長男を見習え」と叱られます。
まるで自分の境遇を見ているようで感情移入しました。
私もよく親父から「お前は大きくなったら愚連隊(もはや死語)になる!」と叱られ、家の外に追い出されたりしていました。一方で私の兄はそういう事が全くない優等生でした。
ジェームズ・ディーンのエモーショナルな演技が当時は好きで、特にラストのシーンはセリフを丸暗記するくらい繰り返し聴いていました。
(上の動画はラストシーンではなく、父親のためを思ってしたことを咎められて嘆く場面)
ジェームズ・ディーンはメガネ姿もカッコいい
ジェームズ・ディーンは強い近視のため、普段はメガネを使用していました。メガネ姿の写真も数多く残されています。
サングラスの写真も多いです。しかしその多くはクリップオン(普段使っているメガネにサングラスレンズをクリップで挟むスタイル)タイプですね。
気取らない無造作な感じが良い
ジェームズ・ディーンのメガネスタイルは、髪型も含め、無造作な感じが私は好きです。
小学生の頃からメガネっ子だった私にとっては憧れのスタイル。自分には無理なんだけれども「ああなりたい」と憧れちゃう。
メガネが話題になるスターと言えば、ジョニー・デップ / Johnny Depp がいます。メガネの形(ウェリントンタイプ)のブームまで作ってしまうほどです。
語弊があるかもしれません。しかし、ジェームズ・ディーンと比べると、ジョニー・デップのメガネ姿には何となく「やたらメガネが気になる」感じです(個人的な印象です)。
ジェームズ・ディーンが愛用したメガネブランド Tart の Arnel
色々な写真を見ていると、ジェームズ・ディーンはメガネを複数本は持っているようです。
複数本ある眼鏡の中でも特に、ジェームズ・ディーンが愛用していたと言われているのは、タート・オプティカル・エンタープライズィズ社(Tart Optical Enterprises Inc. )のアーネル(Arnel)です。
タート・オプティカルは1948年創業の米国ニューヨークのメーカーです。しかし1970年代に廃業しているため、その後はヴィンテージメガネとして扱われてきました。
復刻版が出ている・・・JULIUS TART OPTICAL
タート・オプティカルの関係者が起こした新ブランド「JULIUS TART OPTICAL」が復刻版を出しています。
JULIUS TART OPTICALは1950年代初頭に創業したタート・オプティカル・エンタープライズ社の創立者であるジュリアス・タート氏の意思を継ぐブランドとしてジュリアス・タート氏の甥のリチャード・タート氏と共に新規に創設したブランドです。
リチャード氏はタート・オプティカル社のファクトリーやマーケティングに関わった実績を持ち、数多くの資料を保有し、唯一ジュリアス氏の意思を継ぐ存在となります。
鯖江発 TART OPTICAL ARNEL ?
「鯖江製」ということで「Tart Optical Arnel」というブランドが立ち上がっています。ライセンス関係はよく分かりません。
1955年,James Dean(ジェームス・ディーン)も、愛車は「PORSCHE」、ジーンズは「Lee」、 煙草は「Winston」と、物にこだわった彼が愛用していたメガネを忠実に復刻し再現。
ジョニーデップが師と仰ぐジェームスディーンが当時かけていた商品を全米で探させたことから、TARTストーリーが新たな始まりとなりました。
そのため、TARTを語る時、ディーンにフォーカスしたモノづくりは不可欠と判断しました。