ほとんどは睡魔に勝てない映画館のオールナイト上映。ただし一度だけ、興奮の連続で全く眠くならずに3本を一気に鑑賞したことがあります。新宿の映画館の大スクリーンで観たジーン・ケリー主演の”ミュージカル映画3本立て”でした。(文中敬称略)
ミュージカル映画スター”ジーン・ケリー”も良いよ
このブログで何度も「フレッド・アステア / Fred Astaire 最高!!」と叫んでいます。
ただし、”伝説のミュージカル・スター”として、しばしばフレッド・アステアと並び称される ジーン・ケリー / Gene Kelly も、決して嫌いではありません。
▼フレッド・アステアとジーン・ケリーの夢の共演!!
Ziegfeld Follies (1946) – The Babbit and the Bromide – Fred Astaire and Gene Kelly
ジーン・ケリー主演映画3本立てを観に行った
学生時代、新宿にあった(2008年閉館)巨大映画館「新宿プラザ劇場」のオールナイト上映で”ミュージカル映画3本立て”と観に行きました。
実はその3本は、全てジーン・ケリーが主演する映画でした。
オールナイト上映’’眠くならない”ミュージカル映画3本
オールナイト上映は何度か観に行ったことがありますものの、必ず途中で寝てしまいます。
『ダイハード』と『ダイハード2』の2本立てを観に行った時なんかは、オープニングで寝落ちし、目が覚めたら『2』のエンドロールでした。ひどい・・・
しかし、このミュージカル映画3分立ての時ばかりは全く眠くならず、最期まで3本を見終えることができました。
「寝る前に興奮するようなテレビや音楽は視聴するな」とよく言われるのは、正しいと思います。
雨に唄えば / Singin’ in the Rain(1952)
1本目は”Singin’ in the Rain”(邦題:雨に唄えば)でした。
恐らく題名や音楽は一度は耳にしたことがあるであろう、ミュージカル映画の名作です。
Singin’ in the Rain (1952) Official Trailer – Gene Kelly, Debbie Reynolds Movie HD
踊る大紐育(だいにゅーよーく) / On the Town(1949)
2本目は”On the Town”(邦題:踊る大紐育)でした。
ジーン・ケリーと共演するのは、希代のエンターテイナー フランク・シナトラ / Frank Sinatra です。
映画の出演当時は30歳代前半ながら、とてもスリムです。
往年のシナトラの、ふっくらとして貫禄たっぷりに歌う姿の印象が強い人は驚くと思います。
On the Town (1949) Official Trailer – Frank Sinatra, Gene Kelly Movie HD
踊る海賊 / The Pirate(1948)
3本目は”The Pirate”(邦題:踊る海賊)でした。
ジーン・ケリーの体を張ったアクロバティックなダンスが印象的です。
ヒロイン役は、これまたミュージカルの大スターである ジュディ・ガーランド / Judy Garland 。映画『オズの魔法使い』のドロシー役で有名ですね。
ジュディ・ガーランドが登場しているだけで映画が締まります。その存在感は、まさに”スクリーンの華”と言えましょう。
The Pirate (1948) Official Trailer – Gene Kelly Movie
タップダンスはジーン・ケリーで練習した
数年後に、私は居ても立っても居られなくなって、タップダンスのレッスンを受けに行くようになりました。
個人レッスンではあったものの、初心者向けには当然ながら基礎練習が中心です。
それはそれで楽しいですよ。でもやっぱり、映画のシーンみたいに踊ってみたい欲望も湧いてきます。
映画『雨に唄えば』雨の中でタップするシーン!
そこでダンススクールの外で自分で練習する時には、『雨に唄えば』に出てくる ジーン・ケリーが雨に濡れながらタップダンスを踊るシーン を繰り返し見て真似をしていました。
このダンスシーンのタップのステップは比較的わかりやすいのです。
SINGIN’ IN THE RAIN (’52): “Singin’ in the Rain”