何を選ぶ?「卒業式のBGMを決める」私はジョン・レノン「イマジン」

投稿日:2018年3月 25日(日) 更新日:

NYセントラルパークのIMAGINEモニュメントと花束

@SOMATUSCANI/Depositphotos.com

3月に雪が降ると思い出す、卒業式とJohn Lennonの”Imagine”。卒業式の日に雪が降ることは、東京でもそう珍しいことではありません。自分の卒業式の想い出として強いのは、自ら選んだBGM。ジョン・レノンの『イマジン』でした。(文中敬称略)

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3月の卒業シーズンに雪が降ること

気候がだんだん穏やかになってくる東京の3月ですが、急に冷え込んで雪が降ったり、ちょっと気を抜いていると戸惑うことも多い季節です。

私の高校の卒業式の日は1985年3月11日。この日も朝から雪が降っていました。

高校の卒業式の教室で

高校の卒業式当日 教室で

3月に雪が降ると「何で今ごろ?」と思いがちですが、過去の終雪(しゅうせつ=その冬の最後の降雪)データを見てみると、2月よりも3月の方が多いです。不定期で4月に雪が降る年もあります。

東京の初雪、終雪

出典:気象庁ホームページ

卒業式のBGMに”IMAGINE”を

クラスごとに自分たちでBGMの曲を選ぶ

卒業式で卒業証書授与の際に流すBGMは、それぞれのクラスで自分たちで曲を選ぶことになっていました。

HR(=学級活動)でミーティングを行った際にいくつかの候補が上がりました。

私はジョン・レノンの『イマジン』を推薦。歌詞を説明しながら「これぞ、これから大人になっていく自分たちにふさわしい曲だ」と力説しました。

どれだけのクラスメートがイマジンを知っていたかは分かりません。「まあ(学級委員の)奥野が勧めるなら」みたいな感じでイマジンがBGMに採用されたのでした。

Imagine - John Lennon and The Plastic Ono Band (with the Flux Fiddlers)

 

ジョン・レノンの死後まだ4年、記憶も鮮明な時代

ジョン・レノンが凶弾に倒れた(=狂信的なファンに射殺された)のは1980年12月8日で、卒業式の当時はまだ4年ちょっとが過ぎたばかりの頃でした。

ジョン・レノンが撃たれた時、私は中学2年生。ビートルズの名前や有名な曲は当然知っていました。

ただしメンバーの名前ではっきり認識していたのは、「リンゴ・スター」(覚えやすい)と「ポール・マッカートニー」の二人。

ポール・マッカートニーについては、1980年1月にウィングス(=ポールがビートルズ脱退後に結成したバンド)のコンサートで来日した際に大麻所持で逮捕された事件のイメージがまだ鮮明でした。

しかし、事件後に各マスコミが報道するジョン・レノンの生き様に関する記事を読み、ラジオから頻繁に流れる彼の曲を耳にしているうちに、私はジョン・レノンに傾倒していったのでした。

 

”イマジン”のシングル12インチレコード

卒業式に流す『イマジン』の音源は、私が提供することになりました。

ジョン・レノンに夢中になっていた高校時代。彼の伝記を洋書で入手して毎日のように読んでいました。

レコード(当時はまだCDが普及していない)を探し求めて輸入盤ショップ巡りもしました。そんな中で「イマジン」のシングル12インチレコードを入手していたのです。

 

レコードの種類・・・EP盤とLP盤の違い

  • EP盤は7インチ = 直径 17.78 cm
  • LP盤は12インチ = 直径 30.48 cm

EP盤は、中央の穴が大きいため「ドーナツ盤」とも呼ばれます。穴の部分にアダプターを付けてプレーヤーにかけます。一方のLP(Long Playing)盤は、大きくて曲がたくさん入るため、主にアルバム用に使われます。

シングル(1曲または2曲)でも12インチのサイズを使うことがあります。溝がしっかり掘ってあるために、EP盤や同じサイズのLP盤よりも高音質となります。

 

好きだった池袋PARCOの輸入レコード店

私はこの12インチシングルの「イマジン」を、当時は池袋PARCOにあった輸入レコード店で見つけました。

この店には『Unfinished Music 1: Two Virgins』(ジョン&ヨーコが全裸で立つジャケット・・・日本ではどのレコード会社も発売に二の足を踏んだ・・・米国版は二人の顔のみ印刷された茶色のカバーに入っている)なんかも置いてありました。買って帰る勇気はありませんでしたが。

 

主流はFMエアチェック(もはや死語?)

エアチェックとは?

当時の高校生にとっては高価なレコードを買うなんてことは、よほど好きなアーティストでないと踏み切れませんでした。

曲をストックする方法で最も行われていたのは「エアチェック」でした。

もう「エアチェック」という言葉、まるっきり聞かなくなりましたね。要は、ラジオで流される音楽をカセットテープに録音することです。

AM放送は聞き流すことが中心でしたが、FM放送はAMと比べて遥かに音が良かったので、録音して繰り返し聴くのに本当にお世話になりました。

ナレーションをかぶせたり、フェードアウトさせずに丸ごと1曲を流してくれるありがたい番組がいくつもあり、ナレーターの方も気を利かせて、話と曲の間に3呼吸くらい入れたりして、エアチェックのサポートをしてくれていた感じでした。

 

エアチェックの苦労

「では、●● ●、▲▲▲、■■■ 3曲続けてどうぞ・・・」というのも、録音開始や停止のボタンを押す回数が減って助かったのですが、テープの残量が少ない時には『鬼のように』聞こえました。

録音済の時間の合計を計算し、テープの録音可能時間からテープ残量を暗算して推測します。

そして、かかっている曲の演奏時間から、生かす曲と捨てる曲を1分以内に選択しないといけません。

捨てると決めた曲は録音を停止し、前の曲の最後まで巻き戻します(エンドサーチ機能があるカセットデッキもありましたが、自分の耳で確認しないと安心できない)。

そして一時停止ボタンと録音ボタンを同時に押して、録音スタンバイ状態で次の曲を待ちます。

または、テープをひっくり返して(カセットテープにはA面とB面がある)、先頭まで巻き戻してかつ数秒再生させる(テープの先頭の1,2秒は録音されない)。

こんなような作業をバタバタと行っていたのでした。

手間はかかりましたが、そうやって収集した音楽にはとても愛着を感じたものです。

 

イマジンは正式にジョン&ヨーコの共作となった

なお『イマジン』は2017年に、オノ・ヨーコを共作者としてクレジットされることになりました。

ジョン・レノンも生前のインタビューで「実はあれはレノン/オノと表記されるべきだった。

歌詞やコンセプトの大部分はヨーコから来ていたからだ」と語っていたのです。

2017年6月14日(現地時間)、故ジョン・レノンの楽曲「イマジン」が全米音楽出版社協会(National Music Publishers Association、NMPA)により“世紀の歌”として表彰され、妻で芸術家のオノ・ヨーコが共作者としてクレジットされることが発表された。

AERA dot. より引用

 

 
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ジョン・レノンとイマジン

 

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