「ウォーゾーン」発表ヨーコ・オノ|実はダンスチャートの常連だった

2017年に名曲「イマジン」の作者(ジョン・レノンとの共作)として正式にクレジットされたヨーコ・オノ。2018年10月に5年ぶりニューアルバムをリリースして「IMAGINE」の新バージョンも発表しました。なおオノ・ヨーコは前衛的なイメージとは別にダンス・ミュージックのヒットメーカーという側面も持っています。(文中敬称略)

生誕85周年の2018年、5年ぶりにニューアルバムを発表したヨーコ・オノ(オノ・ヨーコ)

2018年10月19日(日本発売は10月24日)、病気が心配されていたヨーコ・オノから、新しいアルバム『ウォーゾーン/WARZONE』がリリースされました。

生誕85周年、1970年~2009年の曲からヨーコ・オノ(オノ・ヨーコ)本人がチョイス

収録された曲は、ヨーコ・オノが自分自身で、1970年~2009年の曲から選曲したとのこと。

ヨーコ・オノ『地獄の果てまで連れてって』以来5年ぶりのニュー・アルバム。生誕85周年となるこの年、“今だからこそ”再び全世界へ問うメッセージ。

新作は1970年から2009年までの楽曲から彼女自身が13曲選び、新たな解釈で新たにレコーディング。

Amazon.co.jp「商品の説明」より引用

ウォーゾーン ヨーコ・オノ

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”ウーマンパワー/Woman Power”・・・大統領を批判した曲

1973年のリリース。当時「ウォーターゲート事件」で揺れるニクソン大統領を批判したと言われているこの曲。2018年に再登場したことで話題を呼んでいます。ウォーターゲート事件ーWikipedia

Yoko Ono – Woman Power

ジョン・レノン”イマジン/IMAGINE”のニューバージョン

さらに注目を集めているのは、新アルバム「ウォーゾーン」の中に収録された、ヨーコ・オノによる『イマジン/IMAGINE』のニューバージョン。

ちなみにヨーコ・オノは、2017年6月にNMPA(=National Music Publishers’ Association:全米音楽出版社協会)から「IMAGINEの共作者」として正式に認定を受けました。

Yoko Ono – Imagine

実は「ダンス・ナンバーのヒットメーカー」ヨーコ・オノ

ヨーコ・オノは、ジョン・レノンと一緒に作品を作っていた当時の「前衛的な音楽」のイメージが強いと思います。ただひたすら叫んでいるだけの曲とか・・・。

しかし実は、2000年代にはダンスミュージックの分野でヒット曲を生んでいたアーティストでもありました。

2000年代に”Dance/Club Play Chart”ヒット曲を連発

ビルボード誌の(Billboard Magazine)のダンス/クラブ・プレイ・チャート(Dance/Club Play Chart)のNo.1ソングを連発。Wikipediaによれば7曲のNo.1を達成しています。

2010年には”Give me something”、”Wouldnit (I’m A Star)”でも同チャートのナンバー・ワンを記録し、7度目のナンバー・ワンを記録した。現在、ダンス/クラブ・プレイ・チャートの分野では最も活躍しているアーティストの1人である。

オノ・ヨーコ Wikipedia より引用

YOKO ONO – Hell In Paradise (2016 Dave Audé Remix)

インタビュー記事によると、オノ・ヨーコはジョン・レノンと一緒のときからダンス・ミュージックには興味を持っていたことをコメントしています。

「ジョン(・レノン)とは普通のロックから離れようと本当にいろいろやったけど、まさかダンス・ミュージックをやることになるとは夢にも思ってなかったわ、だって、音楽的にまるで違う環境だから。

ダンス・ミュージックはとても重要な音楽フォーマットでありながら、今ではあまり重要なものとは思われていないのよね。だけど、フォーマットとしては、ロックともクラシックとも、他のどんなものともまるで違うものだから。

でも、すごいフォーマットなのよ。だから、その一部になれることできて、とても嬉しいわ。ダンス・ミュージックはフェスティヴァルなどをやると5万人も集めちゃうんだから! すごくスケールが大きくて、違ったものなのね」

・・・中略・・・

ただ、ヨーコは昔からダンス・ミュージックが好きなのでなんとかして関わってみたいとは思っていたと説明していて、かつてジョンと一緒に自分たちのダンス・スタイルを考案してみようと試みたこともあると明かしている。

その果てに床で転がったりなどの試行錯誤も繰り返したというが、「うまくいかなかったわ(笑)」と説明している。

rockin’on.com より引用

2013年11月(80歳)にも作品をリリースしていた

「ゆるゆるのダンス・パフォーマンスが酷い」という酷評もありますが、そこは80歳のご愛嬌。よほどダンス・ミュージックが好きなのでしょう。

Yoko Ono Plastic Ono Band – Bad Dancer

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