”バブル世代”の定義を再確認「いつからいつまで?」を図表化してみた

バブル世代とは”バブル景気の売り手市場で就活した” 新社会人で1988年から1992年入社組が該当。定義範囲を図表化して年度別に比較すると、1989年(平成元年)組の私が『バブル世代ど真ん中』と自称する背景が分かります。(文中敬称略)

1966年生まれの私はバブル世代(バブリー世代)と呼ばれている

私は1966年(昭和41年)生まれで、俗に「バブル世代」と呼ばれます。

「バブリーな世代」と揶揄される(やゆされる=からかわれる)こともあります。

株価が史上最高値を記録した1989年(平成元年)に新社会人となった

1966年(早生まれだと1967年)生まれの学年の人は、浪人や留学をせず「現役」で4年制の大学に入った場合、1989年(平成元年)4月に新社会人となります。

平成が始まった1989年といえば、1989年12月29日、日経平均株価が3万8,915円の史上最高値を記録しました。

つまり、私と同学年の大学生は、バブル経済が最高潮に達した年に新社会人になったとも言えるのです。

バブル世代の明確な範囲は

バブル経済の象徴として大きな2つを挙げれば、不動産と株価の異常な上昇です。

よって、株価が天井をつけた年の新社会人を「バブル世代」と呼ぶのは分かりやすいでしょう。

しかし「世代」と言うからには「1学年」に絞られるものではありません。

「バブル世代」を明確に区切る定義はあるのだろうか? と疑問に思って調べてみました。

バブル世代を「誕生年」で分ける説? 

インターネットの国語辞典(デジタル大辞泉)の「バブル世代」の定義では4つの要素が出てきます。

  1. バブル時代に就職
  2. 1965年~1970年ごろに生まれ
  3. 四年制大学を卒業
  4. 昭和末期のころ社会人になった

バブル時代に就職した人々。昭和40年(1965)から昭和45年(1970)ごろに生まれ、四年制大学を卒業し、昭和末期のころ社会人となった世代をいう。

Goo辞書より引用…出典:デジタル大辞泉(小学館)

この解説を注意深く読んでシミュレーションすると「あれ?」と思います。

「2」の1965~66年生まれは学年は、1988年(昭和63年)でギリギリ「昭和末期」に社会人になれます。

しかし、1967~1970年生まれの人が四年制大学を卒業した場合にはどうしたって「平成以降」の社会人です。

説明が矛盾していますね・・・ヽ(´o`;

しかも大学には、浪人生や、留学等によって1学年下の高校に編入した経験を持つ人もいます。

つまり誕生年で区分する定義は、曖昧で不完全なのです。

バブル世代を「就職した年」で分ける説

別の辞典(スーパー大辞林)を見てみましょう。要素は1つです。

  1. バブル経済期(1986年から90年頃)に就職

バブル経済期(1986年から90年頃)に就職した世代のこと。

労働市場の分野では、大量採用の結果として生じた余剰世代として認識される一方、マーケティング分野では、消費文化への抵抗感がない世代とみなされている。

三省堂 スーパー大辞林3.0 より引用

しかし、まだ不十分です。

バブル経済期の定義が「1986年から90年」とあります。

「頃」?

何で曖昧にするんだ-!? (゜o゜)

会社の営業会議で「ちょっと良い」とか「たいぶ悪い」とか、あいまいな報告を聞いているのと同じ様なストレスを感じます。

”バブル景気の売り手市場で就活した” 新社会人

バブル経済期の定義が不明瞭なことから生じるモヤモヤに対し、Wikipedia バブル世代 の説明が明確に答えてくれました。

  1. バブル景気の”売り手市場時に”新入社した世代
  2. バブル景気とは「内閣府景気基準日付第11循環拡張期」=1986年11月~1991年2月

バブル世代は、バブル景気(内バブル世代は、バブル景気(内閣府景気基準日付第11循環拡張期、1986年(昭和61年)11月から1991年(平成3年)2月)による売り手市場時(概ね1988年(昭和63年)度から1992年(平成4年)度頃)に新入社した世代

バブル世代 – Wikipediaより引用

バブル景気の「内閣府景気基準日付第11循環拡張期」の時期は 景気基準日付 – 内閣府 で確認できます。

バブル景気の定義に基づいてバブル世代の範囲を図式化した

上記の定義に基づいて「バブル世代」の範囲を作成したのが下の図です。

私(1966年生まれ)が新社会人となった1989年4月の位置にマークを付けています。

バブル世代 バブル景気からバブル崩壊の時期との関係図

 

1989年(平成元年)新社会人が「バブル世代ど真ん中」だ!?

入社年度別のバブル度を比較してみましょう。

Wikipediaの定義に従い1988年(昭和63年)~1992年(平成4年)に新社会人となった世代です。

▼入社年によるバブル景気の恩恵を比較

入社年(4月入社)バブル景気のトレンド
1988年就職活動時はバブル景気の初期、入社年度に天皇崩御
1989年就職活動時、入社時ともバブル景気の最盛期
1990年入社1年目の終わり頃からバブル崩壊へ向かう
1991年・1992年就職活動時のみバブルの恩恵→バブル崩壊時に入社

ご覧のとおり、1989年(平成元年)入社組だけが、就活期と入社後の期間にバブル絶頂期が重なっています。

まさに私と同世代は「バブル世代ど真ん中」なのです。

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