銀行で使っていたグッズには変わった(というよりストレート過ぎて可笑しい)名称のモノがありました。「メクール」とか「ハガロン」とか、何なのか想像できますか!?(文中敬称略)
紙幣を数える機会の多い銀行員の必須アイテム
札勘(サツカン=お札を数えること)の正しい方法について レジで使うとカッコいい「銀行のお札の数え方=札勘定」やり方とコツ に書きました。
そこでは「指先が乾燥すると紙幣をめくりにくくなるため、湿らせるためのグッズが便利」と少し触れたモノをもう少し詳しくご紹介しましょう。
なお、オフィス内で最もよく使われていたのは、スポンジ状の海綿(カイメン)。乾いてきたら水を加えれば良いので便利かつ経済的です。
紙めくりクリーム「メクール」
しかし、いくら海綿のコスパが良いと言っても、外回りするのに海綿を持ち歩くわけにはいきません。
下手すると鞄の中や書類が水で濡れてしまうし、お客様の前で取り出した時に乾いていて「すいません。お水をください」とお願いするのもみっともないです。
そこでよく利用されたのが「紙めくりクリーム」でした。最もメジャーだと思われるのがプラス(PLUS)の「メクール」。
「メクール」という名前の由来は・・・もうそのまんまですね(笑)
コクヨの製品は「メクリーム」
私は使ったことがない(それとも「メクール」だと思って使っていたのか?)ものの、コクヨも同様の製品を販売しています。
商品名は「メクリーム」!!
「メクール」VS「メクリーム」
おもしろネーム対決!! さあ、あなたはどちらに軍配を上げますか?
短さ、語感、覚えやすさ・・・といった点で、私はメクールに票を入れたい!(゚∀゚)
必殺!切手剥がしグッズ「ハガロン」
もう一つ、私がお気に入りの「愛らしい名称の」グッズは「ハガロン」です。
間違って貼ってしまった切手や印紙をキレイに剥がすときに使っていました。
往年の切手ブームを経験している人はよく分かると思います。
貼られた切手の周辺を切り取って、水に漬けておくとペロリと剥がれる(または剥がしやすくなる)、あの原理と同じです。
大永興業 ハガロン
残念ながら、このレトロな「ハガロン」は、どうやら廃盤となってしまったようです。ヽ(´o`;