最近またテレビCMでよく耳にする「男が女を愛する時(When a man loves a woman)」、1966年のパーシー・スレッジの名曲です。本人が作った曲ですが、実は彼はその著作権をバンド仲間に譲ってしまっていたのです。(文中敬称略)

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パーシー・スレッジ(PERCY SLEDGE)「男が女を愛する時(When a man loves a woman)」

1996年にパーシー・スレッジが発表し大ヒットを記録した「男が女を愛する時(When a man loves a woman)」。

R&Bやジャズの名門レーベルである「アトランティック・レコード」初のゴールドディスク(=ミリオンセラー)となった名曲です。

PERCY SLEDGE When a man loves a woman (1966)

 

パーシー・スレッジは大ヒット曲の著作権を仲間に譲った

1966年のオリジナルのヒット後も多くのアーティストによってカバーされ歌い継がれている「男が女を愛する時(When a man loves a woman)」は、パーシー・スレッジ本人が作った曲です。

しかし、編曲を手伝ってくれたバンド仲間に曲の著作権を譲ってしまっています。

Inspired by a real-life situation involving a girl who left Sledge for another guy, the song began as “Why Did You Leave Me, Baby?” and evolved into “When a Man Loves a Woman.”

Sledge naively gave the writing credit to bassist Cameron Lewis and organist Andrew Wright, his Esquires bandmates who helped with chords and the arrangement.

Percy Sledge Biography | The Rock and Roll Hall of Fame and Museum より引用

スレッジが自分の失恋を歌った曲は『なんで僕を捨てたの?』というタイトルから始まり、『男が女を愛する時』へ発展した。

スレッジは無邪気にも、曲の著作権を、アレンジを手伝ってくれたバンド「The Esquires」の仲間(ベーシストのカルヴィン・ルイスとキーボードのアンドリュー・ライト)に譲ってしまった。

ロックの殿堂 – パーシー・スレッジのバイオグラフィー より引用

 

大金を得る機会を譲ってしまった「パーシー・スレッジ」の後日談

著作権を譲らなければ巨額の収入を得られるはずだったパーシー・スレッジの後日談が、下の記事に書かれています。

こうして彼は、億単位の印税収入を手に入れることなく、有名になっても南部人らしい地に足のついた生活を送っていたという。楽曲の著作権に関して、彼は後日談でこんなことを語っている。

「本当はちょっと後悔しているよ」

「あの曲の権利を持っていたら、子供にもう少しいい暮らしをさせてあげられたかと思うから・・・」

彼はいつも和やかに微笑んでいたという。

TAP the POP パーシー・スレッジ追憶~稀代の名曲「男が女を愛する時」の誕生秘話~ より引用

 

この手の権利関係の話はドロドロした訴訟ごとや恨みつらみの発言につながることが多々あります。しかしパーシー・スレッジのコメントは清々しくて良いです。

 
 

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カバー曲の大ヒットは1991年の「マイケル・ボルトン」による曲→グラミー賞受賞

Wikipediaに書かれているだけで)十数人のアーティストがカバー曲を発表している「男が女を愛する時」。

中でも最大のヒットとなったのが、1991年にマイケル・ボルトン(Michael Bolton)がカバーした曲です。

Michael Bolton – When a Man Loves a Woman

マイケル・ボルトンのカバーは、全米1位を獲得。

また、ボルトンはこの曲でグラミー賞「最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞」(2度目のグラミー賞)を受賞しました。大好きです。

 
 

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