海外出張から帰国した際に、空港の階段を転げ落ちて怪我をしたことがあります。結果としてはクレジットカードに付帯する海外旅行保険を適用して治療費を受け取りました。この事故で学んだことを書きました。(文中敬称略)
帰国時に成田空港のターミナルで転んで怪我をした
2017年5月の出来事です。私はシンガポール出張から日本へ帰国し成田空港へ到着しました。
そして空港のターミナル内で転んで怪我を負ってしまったのです。
事故はイミグレを出てバゲージクレームへ向かう場所で起きた
成田空港第1ターミナルのイミグレーション(入国審査)を抜けた場所はデッキ状になっています。
デッキから下りる(吹き抜けの)一つ下のフロアにバゲージクレーム(預け荷物受取所)があります。(下の写真を参照)
バゲージクレームがあるフロアに下りる手段として、エスカレーターと階段が並んでいます。
バゲージクレームへはエスカレーターを避けて階段を使った
私はトイレに行きたくて急いでいました。
しかしエスカレーターはすでに何人か乗っていて、追い越しのできる状態ではありません。
このため、私はエスカレーターを使わずに、隣りの階段を下り始めました。
階段でつんのめって転げ落ちた
ところが階段を下りる3歩目で、足がもつれて前につんのめりました。
7時間近く座りっぱなしの直後です。思ったように足が動かなかったのです。
重いリュックを背負っていたことから、そのままゴロンゴロンと2回前転、続けてゴロゴロと横転しながら一番下まで転げ落ちました。
恥ずかしくて、平然を装い、現場をそそくさと去った
エスカレーターに乗っていた外国人の方々は「オーマイガー!」と驚き、航空会社の係の方がすぐに駆けつけてきました。
幸い私は高校時代に柔道部だったため、とっさに無意識で受け身を取れます。頭部は無事で体と足に痛みを感じていました。
職員の女性が私の顔を覗き込み、心配そうに尋ねてきました。
「だ、大丈夫ですか?」
しかし私は、トイレに行きたかったのと、めちゃくちゃ恥ずかしかったのです。
スクッと立ち上がった私は、何事も無かったかのように振る舞い、
「大丈夫です」
と笑顔で言って、逃げるようにトイレに走っていってしまいました。
クレジットカード会社へ電話~診療~保険請求
預け荷物受取所エリアのトイレで用を済ました私は、荷物を受け取って税関を抜けるとすぐにArrivalラウンジへ行きました。
ラウンジ内のトイレで改めて、シャツをはだけ、ズボンを脱いで怪我の状況を確認したところ・・・
肩には打撲の跡がコブ状になっています。両足の膝下には血がにじみ、階段のヘリにぶつけているのが明白です。
クレジットカード会社の保険デスクへ電話して状況を説明した
「もし骨に影響あったら治療費もバカにならないかな?」と思った私は、クレジットカードに「海外旅行保険」が自動付帯されていることを思い出しました。
クレジットカード会社の保険デスクへ電話したところ、予想外に親切丁寧な対応でした。
渡航先や日程等いくつか質問された後の会話が次のとおり。
「階段から転落したのを誰か見ていましたか?」
「空港の職員の方が見ていて、声をかけられました」
「その方の証言は取れますか?」
「いや、もう税関を抜けて出てきてしまったので・・・証言がないとダメですか?」
「いいえ。 あればベターですが、さもなければ申請書にご自分で状況をお書きいただければ結構です」
証言する人がいない場合には「後に郵送されてくる書類に事故の状況を記入」することで事足りるのでした。
海外旅行保険は帰宅するまで適用される
保険デスクへ電話をしたときに教えてもらいました。
保険が適用される期間は、自宅を出発したときから自宅へ帰着するまでの間。
よって空港の入国後のエリアで起きた事故も当然に保険対象となるのでした。これは知りませんでした。
▼クレジットカード付帯の海外旅行保険の規約のサンプル
【責任期間】
会員資格期間内に日本を出国した旅行期間(海外旅行の目的をもって住居を出発したときから住居に帰着するまでの間で、かつ、日本を出国する前日の午前0時から日本に入国した翌日の午後12時(24時)までの間)とします。
ただし、日本を出国した翌日から3ヵ月後の午後12時(24時)を限度とします(出国日当日も補償します)。
例)7月26日に出国した場合、10月27日の日本時間午後12時(24時)までの旅行期間を補償します。
ダイナースクラブカード 保険サービスご利用の手引き より引用
怪我した翌日に病院で診療と検査・・・骨には異常なし
成田空港の階段から転落した翌日、打撲した部分の痛みがさらに増したため、整形外科へ行きました。
ただし、レントゲン撮影等の検査をした結果は「骨に異常なし。打撲だけ」とのこと。
治療費は湿布代や交通費を含めて4千円弱でした。
保険金請求の書類を放置すると催促される
手続きするのも面倒くさいので、保険会社から送られてきた保険金申請の書類を放置しました。すると進捗確認(提出催促)の連絡が数回入ります。
しつこいので領収書を添付して申請書類を保険会社へ送ったところ、しばらく後に銀行口座へ保険金が振り込まれてきました。
教訓:極力エスカレーター、手すりを使う。保険の連絡はその場で!
この事故で学んだ教訓!!
▶飛行機から降りた直後はなるべくエスカレーターを使う
▶(階段を含め)歩いて下りる場合には手すりを使うか、すぐつかめる状態にしておけ
▶事故が起きたらその場で保険デスクへ電話するほうが良い(場合によっては目撃者を確保する必要があるかも)