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西武鉄道の旧ロゴ”野球マーク”は西武ライオンズと関係ない

知る人ぞ知る西武鉄道の以前のロゴマークはボールの形をしており、通称「野球マーク」と呼ばれていました。

実は西武の「西」の字をモチーフとして大正時代から使用されており、西武ライオンズ球団とは関係ありません。(文中敬称略)

西武鉄道の野球マークは球団とは無関係

先日、JR山手線(東京)に乗車した際、ドア際に立って外の風景をぼんやり眺めていました。

電車が新宿駅に着く直前でした。目の前に現れたのは、西武鉄道の懐かしいイエローカラーの車両。

黄色い電車が西武新宿駅へ吸い込まれるまでの数十秒間、私が乗っているJR車両と並んで走行していたのでした。

 

懐かしい西武鉄道の黄色い車両

私は幼少時から20代後半まで西武線の沿線に住んでいました。

そのため、物心ついた頃から見慣れた電車は「西武赤電」・・・3扉の車両でした。

 
 
西武351系現役時代の映像~その4~

 

その後に出てきて主流になったのが黄色い車両でした。

しかしやがて、地下鉄線に乗り入れしたり、(シルバーがメインの)新型車両へのシフトが進み、黄色い電車を見る機会も少なくなっていったのでした。

 

懐かしい旧ロゴ・野球マーク

並走する西武鉄道イエロー電車を眺めていると、車体のロゴマークも昔のままであることに気が付きました。

 

@けんぼ/photoAC

 

これも懐かしい通称「野球マーク」。ロゴの形が野球のボールのように見えるのです。

 

野球マークでも球団とは関係ない

西武鉄道といえばパ・リーグの埼玉西武ライオンズの運営母体です。

すると「この野球マークは球団にちなんだものなのか?」と勘違いする人がいたかもしれません。

しかし、クラウンライターライオンズを西武グループが買収して”西武ライオンズ”が誕生したのは1978年のことです。

一方、野球マークのロゴは「大正時代に制定された」とされています。

 

西武鉄道がかつて使用していたロゴマーク。野球のボールに似ていることからこう呼ばれる。 大正時代の西武軌道時代に制定されたとされる。 また、西武鉄道グループから分かれたセゾングループの西武百貨店でも利用されていた。

野球マーク ピクシブ百科事典 より引用

 

旧シンボルマーク もともと西武軌道が使用していた社章で、西武の”西”をモチーフにしたもので、野球のボールに似た形をしている。

2007年4月1日に西武鉄道とその子会社の社章が新社章に変更されたため現在の西武鉄道では使用されていないが、一部既存車両の側面にまだ旧社章が取り付けられている形式が存在する。

しかし、これも現在徐々にではあるが車体更新に併せて取り外しが進行中である。

西武鉄道 旧シンボルマーク – Wikipedia より引用

 
>西武の”西”をモチーフにしたもので、野球のボールに似た形をしている
 

つまり、野球マークは西武ライオンズとは関係ないのです

 

漢字ロゴに新鮮味

なお、野球マークは古い車両にまだ残っているだけで、現在の西武鉄道のロゴマークは違うものになっています。

 

SEIBUから西武鉄道へ

さらに、いったんは ”SEIBU” と表記したネームを ”西武鉄道” という漢字表記に変更しています。

 
 

横文字化する流れが多い中で漢字表記に回帰しているのが面白いです。

ちなみに、なぜかグループの表記はまだ”SEIBU Group”です。

 

 

ロゴマークの意味 鮮やかなブルーとグリーンは「空」と「緑」、「都市」と「自然」、「仕事」と「遊び」など、西武鉄道の持つ二面性を表現しています。

そして、車窓をイメージしたフレームに配置したコーポレートメッセージは、優しいグレーと柔らかな明朝体で、信頼と親しみやすさを表現しています。

西武鉄道ウェブサイト -コーポレートメッセージより引用

 
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