銀行

「Bank」の看板

2019/2/10

「SMBC信託銀行」と「三井住友信託銀行」違いを正しく理解しよう

「SMBC信託銀行」と「三井住友信託銀行」の違い。少しだけ知識のある人にとっては「??」となるかもしれません。2つの銀行の違いを正しく理解するためには、金融グループの再編の変遷を知っておく必要があります。(文中敬称略) SMBC信託銀行と三井住友信託銀行は違うもの? 飛行機の機内誌をパラパラと眺めていたところ、ある広告が目に入りました。   『SMBC信託銀行 プレスティア』という広告   私がいるOWNDAYSではグローバルでSMBC(三井住友フィナンシャルグループ)とお取引をしていますので、当然ながら ...

クレジットカード

2019/1/17

バブルの銀行の仕事「クレジットカード・ローンカード」職域セールス

バブル時代の大手都市銀行では個人のクレジットカードとローンカードに獲得増強に力を入れていました。時には取引先のオフィス内で営業活動を行う「職域セールス」も行われていました。 バブル期の都市銀行(現在メガバンク)におけるカード獲得営業 Twitterに投稿した下のツイートを少し補足しておきましょう。 銀行での1年目、クレジットカードとローンカードの拡販で「職域セールス」を行ったときのこと。30才前後の男性が、無言でこれみよがしに、ボクが渡したパンフレットと申込書をゴミ箱へ放り捨てました。何か一言あれば全然違 ...

銀行の押印方法

2018/12/31

回覧印のハンコ「お辞儀するように斜めに押させる」銀行の慣習は事実

銀行内部の回覧印を押す方法をツイートしたところ、数百にも達するコメントをいただきました。「非効率な慣習を批判する」大多数の意見に対しシニカル(皮肉な態度)なネガティブ意見もあったので、私の反論と合わせてブログに記録します。 銀行の書類「回覧印」を押す方法をツイートした 銀行の内部で回付する書類の「回覧印」を押す方法について、私の実体験をツイートしました。 F銀行ではハシゴ判(回覧印を押す枠)のない回覧物に押印する場合「上席が押すラインを想定して下の方に押せ」と指導された。 2002年、合併により元DK銀行 ...

稲妻とビルディング

2018/9/4

銀行の厳しい「貸し渋り・貸しはがし」の原因は『緊急経済対策』通達

20世紀初頭の、銀行による過酷な「貸し渋りや貸しはがし」の背景にあったのが、政府通達『2001年4月6日 緊急経済対策』。おぞましい「2年3年ルール」が定められた(中小企業にとっては)悪魔の通達。やさしくリライトしました。 中小企業にとって試練だった「貸し渋り・貸しはがし」の背景を平易に解説 過去記事 貸し渋り・貸しはがし「悪魔の緊急経済対策」融資回収の裏側 で、銀行の「貸し渋り・貸しはがし」について書きました。 特に2001年あたりから「貸しはがし」が激しくなったのは、政府の「緊急経済対策」という通達の ...

不動産売買契約書と権利証

2018/8/30

銀行と担保「抵当権の登記留保」仮登記との違いと抜け穴を知る(2)

担保不動産の登記を保留する「登記留保」の取扱い。「不動産権利証を預かっているから勝手に売却できない」というのは妄想です。私が銀行員時代に実際に経験した「抜け穴をつかれた」事例を紹介します。 業績悪化により「要注意先」へ転落したW社 当ブログの 銀行と担保「抵当権の登記留保」仮登記との違いと抜け穴を知る(1) では、不動産担保の「登記留保」扱いの抜け穴(=銀行にとってはリスク)を説明しました。 この「登記留保」の抜け穴について、私の銀行員時代に実際に経験した事例を紹介しましょう。   2000年「 ...

家の模型と権利証

2018/8/29

銀行と担保「抵当権の登記留保」仮登記との違いと抜け穴を知る(1)

融資やローンの不動産担保の登記を保留する「登記留保」という言葉を聞いたことがありますか? 混同しやすい「仮登記」との違いや銀行が嫌うその「抜け穴」について実務経験から平易に解説します。 不動産担保の登記留保とは? 仮登記との違いと実務 銀行の事業性の融資や住宅ローンに関して調べたときに、不動産担保の「登記留保(とうきりゅうほ)」という言葉を見聞きしたことがある人もいると思います。 混同されやすい手続きに「仮登記」というものがあります。実務に携わっていないと理解が難しいと思いますので、噛み砕いて説明しましょ ...

大手町の森911慰霊碑

2018/7/10

大手町の森にある「アメリカ同時多発テロ」富士銀行の犠牲者の慰霊碑

東京屈指のオフィス街「大手町」に911アメリカ同時多発テロの犠牲者の慰霊碑があります。日本人12名を含む富士銀行ニューヨーク支店の犠牲者のために設置されたものです。一般にはあまり知られていないこのモニュメントをご紹介します。 大手町タワーの一角にある慰霊碑の様子 過去記事 911アメリカ同時多発テロ事件「富士銀行ニューヨーク支店」の悲劇 で書いたとおり、同テロ事件では富士銀行ニューヨーク支店で働いていた日本人12名が亡くなっています。その犠牲者のための慰霊碑が(東京の大手町タワーに隣接する)「大手町の森」 ...

野菜の収穫

2018/6/11

知ってましたか?「JAバンク」という名称の金融機関は存在しないと

「JAバンク」というCMを目にすることも多いため、そういう名称の銀行があると思っている方も多いのではないかと思います。しかし、実際にそういう名称の金融機関は存在しません。世界に名だたる「親分」農林中金を含めた金融事業の総称、いわば概念なのです。   JAバンク:みんなのちょリスのステキな毎日「みんなの声」篇 JA信連から営業の電話が来た 先日のことです。「JA大阪信連」から本社に営業の電話が入りました。私は前職でJAの仕組みを調べたことがあったのでピンときましたが、普通は「なにそれ?」という印象 ...

テニスボールとラケット

2018/6/1

銀行の接待「麻雀デビューと素人テニス」会食やゴルフだけじゃないよ

銀行には当然ながら「接待」がありました。ポピュラーなのは会食にゴルフ。麻雀もあり、私の場合は麻雀の実戦デビューが接待の場だったという、笑えない事態でした。変わり種としては「テニス接待」に参加する必要が生じ、テニス未経験だった私には試練が・・・ 恐怖の接待麻雀デビュー 私が学生の頃の大学生の麻雀は、往年と比較すればかなり下火になっていました。 とは言うものの「全くやったことがない」という学生もそれなりに珍しかったかもしれません。 しかし社会人となり銀行に入ると「麻雀」の話題がかなり身近なものとなりました。 ...

営業マン

2018/5/10

ベンチャーキャピタルやファンドの「営業トーク」話半分に聞いておけ

ソーシング(案件開拓)担当者のトークは根拠のないでまかせが多い。オンデーズが再生途上で財務内容がひどく傷んでいる時期、はたからは急成長している有望企業に見えたからでしょう。ベンチャーキャピタルが盛んにアプローチしてきました。私が「無理だ」と言っても「大丈夫」と根拠のない見得を切って(=でまかせ)決算資料他を入手しようとするひどい連中が多かったことは知っておいた方が良いのです。 フランチャイズ・ショーで寄ってきたD社 1つめの事例はフランチャイズ・ショーで錯覚を起こしてミスリードしたVCのD社の話です。 は ...

忖度の標識

2018/5/8

銀行の融資「政治家の口利き」による特例措置?「忖度」はあるのか?

政治家を動かすことによって融資を引き出すことができるのか? 実例を紹介。銀行の融資について政治家が口を挟むケースはあります。実際に忖度して無理を通すのか? 時代によって変化はしているはずですが、私が現場で体験した「政治家の介入」は、金融機関が不良債権で傷んで大問題となった時期でもあるので、さほど無茶を通すことはなかった印象があります。 大物政治家が動いた事例 20世紀終わりから21世紀始めのころ、私が銀行の営業店にいた時の実例です。 取引先M社の債務者区分は「要注意先」(=不良債権予備軍)でした。 金融危 ...

国会議事堂

2018/5/7

銀行システム障害「実害はない」みずほ前田社長の国会発言を検証する

2002年時のみずほHD社長の暴言報道。国会質疑の文脈を読み解いてみた。きらぼし銀行の発足初日のシステム障害から遡ること16年前、同じく合併直後にトラブルを起こしたみずほ銀行。持株会社の前田社長が衆議院に参考人として招致され「取引先に実害はなかった」と暴言を吐いたというニュースが駆け巡り、更に袋叩きに合いました。当時の議事録を読み解いてみると、単純な暴言とも言い切れない事実関係が分かります。 衆議院に参考人として招致「前田晃伸氏」実際の質疑応答 2002年4月9日、株式会社みずほホールディングス(みずほ銀 ...

ATM

2018/5/1

きらぼし「合併初日にシステム障害」みずほ銀行の事故を覚えてますか

「入出金、振込不能で未処理が残る」最悪の門出、みずほの悪夢再び? 八千代、東京都民、新銀行東京の経営統合。「東京きらぼしフィナンシャルグループ」を持株会社とする「きらぼし銀行」が2018年5月1日に誕生しました。するといきなり初日からシステム障害のトラブル発生です。2002年のみずほ銀行の事件を思い出しました。当時の現場では復旧目処が全く立たない中、「銀行の破綻」が多くの行員の脳裏をよぎりました。みずほ銀行のシステムの背景の解説と合わせ、さらに昔の富士銀行のシステム障害の際に遭遇したクレーマーの話も少し。 ...

クレーム電話

2018/4/27

富士銀行「史上最恐モンスタークレーマーの電話」その対策と対応実録

富士銀行の歴史において最恐ともいうべきモンスタークレーマーがいました。私が地方店の課長をしていたときに、運悪くそのクレーマーからの電話を受けることになりました。支店に「最高警戒レベル」電話がくるかも? そのときの本部の事前の対応手ほどきも半端ありませんでした。 富士銀行が手を焼いた「山田太郎(仮名)」とは? 私が地方のN支店の融資外為課長をしていたとき、2001年頃のことです。ある日、本部の「サービス監査室」から電話が入りました。 「山田太郎(仮名)のウェブサイトにN支店の対応について書き込みがあった。明 ...

横領

2018/4/26

不正防止は会社経営側の責任「経理の横領」手口と発見の事例から学ぶ

財務経理責任者が金融機関出身だからと信用して任せっきりにしない。銀行員時代に担当していた中小企業の経理部長が1億円の横領をしていました。金融機関出身だからと社長が全面的に任せていた結果です。この事件から不正を抑止する基本的なポイントをピックアップします。 中小企業の実例・・・経理部長の横領 私が銀行員時代に担当した中小企業「A社」で実際に起きた不正事件の概略を書きます。金融機関出身の経理部長が銀行からの借入金を1億円着服していたという事例です。   不正が発覚した経緯 A社は主に電鉄関係の工事を ...

お札を数える手

2018/4/25

レジで使うとカッコいい「銀行のお札の数え方=札勘定」やり方とコツ

銀行では必修の「札勘定」練習でコツをつかむのは意外と簡単。札勘定、略して「札勘(さつかん)」は、お札を専門に扱う銀行で長年培ってきたノウハウです。「手でお札を数える方法」としては最も正確で間違いが起こりにくい方法に昇華していると考えられます。練習用の模擬紙幣は簡単に入手でき、YouTubeに懇切丁寧なトレーニング用動画もあるので、独学で習得できる環境は整っています。 札勘の基本とポイント 札勘(=手でお札を数える)の基本は縦横ともに1回ずつ計2回以上行うことです。各々の数え方のポイントも説明します。   ...

比叡山延暦寺西塔転法輪堂

2018/4/24

京都・滋賀の名所「比叡山延暦寺」で座禅や写経の修行を体験してみる

お取引先の付き合いで参加した非日常体験「仏道修行」の様子。本日(2018年4月24日)に行ったオンデーズの社内イベント『OWNDAYS SUMMIT 2018』。 メインのお取引銀行は、約8時間の長時間にも関わらず、最初から最後までご観覧くださいました。驚きとともに感無量です。私も銀行員時代に取引先の行事に参加することがありました。その中で最も印象に残っているのが「比叡山延暦寺」の修行体験です。 比叡山延暦寺がある場所は京都か滋賀か? 住所は滋賀県大津市となっているが・・・ 比叡山延暦寺の所在地を検索する ...

レポートをバックに調査するスーツ姿

2018/4/23

いつまで盲信する「帝国データバンク調査報告書」情報は正確と思うか

評点と報告書だけで「融資検討放棄」の信じがたい哀れな銀行の実例です。オンデーズが銀行取引正常化を果たした後にアプローチしてきた金融機関が、帝国データバンクの調査書だけで審査したという信じがたいお粗末ぶり。信用調査会社の実態を知れば、いかに愚かで手抜きな行為だったか分かります。 調査報告書を盲信する「悲しい」金融機関 A信用金庫は東京都台東区に本店を置く信用金庫で、店舗数は約60、預金残高の規模では全国15位くらいの準大手です。オンデーズとしては過去に取引はなく、相談やセールス等で接触したこともありませんで ...

阿波おどりの太鼓

2018/4/20

阿波おどり「徳島市観光協会」破産開始決定に即時抗告と反論

市観光協会は徳島市と徳島新聞社に対し徹底抗戦中。債権者となった徳島市からの申し立てにより破産手続の開始が決定した「公益社団法人徳島市観光協会」。協会は即時抗告を申し立て、返済資金を確保した報告と徳島新聞社の「見解」への反論を行いました。その2日後には、遠藤彰良徳島市長がインタビューに対して、「徳島新聞社から3億円の寄付を受け立ち上げる新体制」による阿波おどり開催に自信を語ります。まだまだ波乱含みの徳島阿波おどり問題。 破産手続の開始決定に対し、観光協会が即時抗告 協会は「返済の目処がついた」←全国から協力 ...

宝くじ売り場の看板

2018/4/17

当選宝くじ換金「みずほ銀行だけの理由」ルーツは「神サマ」片岡一久

みずほ独占の元を辿れば日本勧業銀行の片岡一久氏。「宝くじ」のルーツを辿ると、戦時中にマレーで発行された「占領地くじ」を日本勧業銀行の片岡一久氏がプロデュースしたことが分かります。現在みずほ銀行が宝くじの販売をほぼ独占的に扱う事態はここが起点となっている可能性が高いです。 みずほ銀行>第一勧業銀行>日本勧業銀行と続く系譜 宝くじのルーツ・・・富くじ ■1620年代:大阪府の瀧安寺で、年明けの参詣者のうち3人に福運のお守りを授ける「富会」が、次第に金銭くじの「富くじ」となり普及する ■1690年代:徳川幕府が ...

宝くじ売り場

2018/4/16

ジャンボ宝くじもネット販売へ「官僚天下りとみずほの闇」プロローグ

ジャンボのネット購入解禁へ向かう「宝くじ」の闇が深い。2010年5月、行政刷新会議の事業仕分けで問題が指摘された「宝くじ」販売の実態。「本質的な部分は解決されていない」という声もある中、2018年からジャンボ宝くじについてもネット販売かつクレジット決済を可能とする方針が報道されています。一方、役人の天下りとは別に、旧第一勧業銀行が絡むさらに深い闇を指摘するメディアも存在します。今回はそのサマリーを書きます。 落ち込みが続く「宝くじ」販売 2007年8月に報道された「ジャンボ宝くじのネット販売」。その背景に ...

911のイラスト

2018/4/6

911アメリカ同時多発テロ事件「富士銀行ニューヨーク支店」の悲劇

2001年9月11日にアメリカ合衆国で勃発した同時多発テロ。世界貿易センタービル・ツインタワーで犠牲となった日本人は24名。その半数の12名が富士銀行のNY支店のオフィスで働いていた行員でした。 2017年10月、初めてニューヨークを訪れた私は、真っ先にWTC(World Trade Center)の跡地(グラウンド・ゼロ)へ向かいました。 Photo著作者: Wendy Doremus, wife of Bill Biggart / cliff1066™ マンハッタン観光では外せない、グラ ...

ダイナースのロゴ

2018/4/3

ダイナースクラブカード「富士銀行グループ」時代に公表した審査基準

ダイナースクラブ(Diners Club)の変遷と独自性。あまり知られていませんが、バブル時代、ダイナースクラブカードを発行する「日本ダイナースクラブ」は富士銀行のグループ会社でした。当初は富裕層向けのブランドからスタートし、金融環境に翻弄されながら変遷してきた歴史を振り返ります。 ダイナースクラブの歴史 クレジットカードのダイナース起源説は誤り ダイナース起源説のもととなっているのは次のような逸話。 「ニューヨークのレストランで、実業家のマクナマラが食事をしたとき、財布を忘れたため家族に届けてもらったこ ...

神奈川県立歴史博物館のドーム屋根

2018/4/2

三菱UFJ銀行「顧客は置き去りかいな?の新名称」嘲笑を買う自己都合

「東京」の文字を消しただけの三菱UFJ銀行、なにそれ? 2018年3月1日、三菱東京UFJ銀行は、その名称から「東京」の文字を外して三菱UFJ銀行となりました。「東京」の由来である東京銀行に関する話題から、銀行の提携・合併の変遷やみずほ誕生時の裏話までを簡単に。 「東京銀行」特異な外国為替銀行 「東京銀行」といえば、私たちバブル世代にとっては「外国為替専門銀行」※として、BOT(バンク・オブ・トーキョー)の呼称は特殊な響きを持っていました。 ※外国為替専門銀行 外国為替銀行法によって大蔵大臣の免許を受け、 ...

ステージ上の阿波おどり

2018/3/30

阿波おどり問題「破産手続き開始決定=倒産」徳島市観光協会

破産手続き開始決定でついに『倒産』した徳島市観光協会。2018年3月1日に徳島市から破産を申し立てられていた「公益法人社団徳島市観光協会」が、3月29日に「破産手続き開始決定」を受けました。これで観光協会は『倒産』したことになります。この『倒産』という言葉を整理してみましょう。 「公益社団法人徳島市観光協会」の倒産情報 「徳島」 3月1日に徳島市より破産を申し立てられていた公益社団法人徳島市観光協会(徳島市新町橋2-20、代表理事近藤宏章氏、従業員17名)が、3月29日に徳島地裁より破産手続き開始決定を受 ...

契約書にサインする手

2018/3/28

銀行取引約定書の重要項目「期限の利益の喪失」を知っておく

融資取引の基本契約書『銀行取引約定書』勘違いされがちな点。昨日のブログ記事『銀行のハンコの定義がまちまちで混乱する!!』で『銀行取引約定書』という言葉が出てきたので、ついでに一般的に勘違いされていることが多いポイントを書いておきます。ネット上には銀行実務を知らない人が書いた誤った記事も存在しますので注意が必要です。 重要な銀行取引約定書”(銀取)第5条” 『銀行取引約定書』(以下「銀取」という)は、銀行が最初に融資取引を行うときに必要とされる「基本」の契約書です。 法人・個人を問わず、新規に融資取引を行う ...

実印とケース

2018/3/27

定義や呼び方がバラバラ「銀行のハンコ」手続きの印鑑に注意

銀行員が使う用語の定義は曖昧なのでキチンと確認するべし。銀行員が使う言葉、特にハンコに関する用語は、金融機関やその担当者によって意味がまちまちです。書類の差替えや押印し直しなど二度手間になって、混乱するケースが少なくありません。 銀行員がミスリードする実例 オンデーズの台湾法人に対し非居住者貸出を行っている金融機関があります。その貸出に対しては、オンデーズ日本法人が連帯保証人となっています。その更新手続きを行うのに押印が必要な書類が私のところに回付されてきました。   保証書の押印欄に鉛筆で『お ...

辞令書

2018/3/26

内示なし銀行員の異動「引越し業者も嫌がる急な転勤」時期も配慮なし

恐らく普通じゃない、銀行の人事異動の特徴。「大規模な人事異動が3月、4月にある」という銀行が多い印象があります。恐らく一般企業と比べて「ちょっと特殊」だと思われる銀行の人事異動について書きましょう。 銀行の転勤の特徴 転勤の周期 かつての都市銀行(現在メガバンク)では、通常は2~3年で転勤になるパターンが多かったです。不文律で『5年を超えてはならない』と言われていました。また、同じ部署で4年を超えると、金融庁から『リスク』としてチェックされるという話も聞いたことがあります。 私は新宿西口支店に4年9ヶ月在 ...

住宅ローンの金利が膨らむ様子を表す模型

2018/3/22

バブル時代の銀行融資の金利「住宅ローン8.9%」まで上昇した結果

バブル時代の終盤、住宅ローン金利は8.9%まで急上昇しました。払っても払ってもローン残高が減らずに「未払利息」が膨らんでいく事態にお客様の多くはパニックに。銀行の融資係の新人だった私がその時の状況を振り返ります。 異常な高金利で未払利息が発生しパニックに! バブルの絶頂期に住宅ローン金利が8.9%まで上昇 1990年(平成2年)の後半に、住宅ローン金利は8.9%まで上昇しました。 民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等):長期固定金利住宅ローン 【フラット35】 出典:住宅金融支援機構「フラット35 ...

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア

2018/3/19

都市計画家「まちづくりの第一人者」西郷真理子さんからパワーもらう

「まちづくり」の第一人者。その功績と間近で見た交渉術。「株式会社まちづくりカンパニー・シープネットワーク』を率いる一級建築士の西郷真理子さん。私は一時期、西郷さんとご一緒に仕事をさせていただき、相当な刺激と影響を受けました。西郷真理子さんの輝かしい功績と、私が見たそのタフネゴシエーターぶりをご紹介します。 西郷真理子さんとのご縁はオンデーズの経営参画の直前 「奥野はどういう経緯でオンデーズの再生に参画したのか?」多くの方に聞かれます。 『破天荒フェニックス』に描写されているとおり、私は「M&Aアド ...

雨の中で傘をさす3人のビジネスマン

2018/3/16

金融庁改革「検査官がいなくなる」金融検査マニュアル廃止!

金融庁改革~銀行の融資に大きな変革の波が来る。金融庁検査局の解体と金融検査マニュアルの廃止・・・昨年ビッグニュースが入ってきました。銀行の融資スタンスが変化するかもしれない大改革の解説と合わせ、「金融庁検査」の実際を、経験者の私が書きます。 金融庁による”金融検査”大改革が始まった 『金融検査マニュアル』が廃止となる! 昨年2017年に流れた重要なニュースにどれほどの人が関心を持ったでしょうか? 今後の銀行の融資スタンスを大きく左右する、つまり銀行借入に依存した会社経営を行っている人にとっては無視できない ...

Debt借金という文字を鉛筆のお尻の消しゴムで消している

2018/3/15

銀行融資のDPO「事実上の借金の棒引き」知っておいたら強くなれる

事業に失敗!でも借金苦で自殺なんてダメ、絶対に。銀行で債権管理回収の業務を行っていたとき、残念なことに、将来を悲観して自ら命を絶たれたお客様がいます。銀行から離れた立場にいる今こそ、言えること、伝えるべきことがあります。 借金を抱えて苦しんでいる方へ ギャンブル等に浪費したわけじゃない 真面目に事業をしていて負った借金がある 事業が上手くいかなくなり返済が苦しい そんな状況になったとき、死のうなんて考えないで下さい。 「銀行の督促が厳しくて追い詰められている。もうお先真っ暗だから、死のう。残された家族が不 ...

階段を上がるスーツ姿の男性 白黒反転

2018/3/9

貸し渋り・貸しはがし「悪魔の緊急経済対策」融資回収の裏側

銀行が冷酷無慈悲となった理由。最前線にいた私が書きます。バブル崩壊~”失われた20年”の半ばで社会問題化した、銀行による過酷な融資の貸し渋りや貸しはがし。なぜ常軌を逸した行動に走ったのか、わかりやすく説明しましょう。原因を知っておけば、今後また金融機関が同様な行動を起こす可能性は低く、過度に銀行を恐れる必要がないことがわかります。 破綻懸念先を狙い撃つ、悪魔の通達『2年3年ルール』 なぜメガバンクがあれほどしゃにむに貸しはがしに走ったのか?直接の銃爪は、2001年(平成13年)4月の『緊急経済対策』です。 ...

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