道路を転がして使うキャリーバッグは、定期的にメンテナンスをしないと各パーツのネジが緩んでガタついてきます。最悪の場合はバックを使用中に抜けてしまう恐れがあります。ネジのがたつきを防止するために「ねじロック剤」の使用が有効でおすすめです。(文中敬称略)
キャリーバッグの車輪がとれてしまったビジネスマン
今日のツイートに書いたとおり、モノレールで空港へ向かうビジネスマンが転がして(引いて)いたキャリーバッグのホイール(車輪)が外れてしまいました。
私が気が付かなかったら、その旅行者は片輪のないキャリーバックを引きずりながら歩くことを余儀なくされたはずです。日頃のメンテンナスの重要性を痛感します。
モノレールに乗ろうとしたら、前の人が転がしていたキャリーバッグのタイヤが外れてホームに落ちたのです。
その人、気が付かないで車両に乗っちゃったので、「タイヤでうんことか轢いてたら嫌だなーヽ(´o`;」と思いながらも拾って渡してあげた。エライぞおれ‼️(^O^) 何か良いことあるかなーー⁉️笑
— ヨシオクノ🌤️奥野良孝 (@YoshitakaOkuno) 2018年12月14日
愛用するキャリーバッグは必ずメンテナンスをしている
毎月のように出張している自分が愛用するのは、(高性能登山用パックで有名な)アメリカの ”オスプレー / Osprey” 社の ”ソージョン / Sojourn” シリーズ。世界一周旅行をしているバックパッカーが多く使用しているモデルです。
ホイールが大きくて転がしやすく、とても丈夫です。しかし特に外国では悪路を歩くことも多いため、使っているうちにネジが緩んできます。
このモデルは背負うこともできますが、私はベルトを外してしまって転がし専用で使っています。
数回利用した後は、可動部に油を差してホイールのネジを締めます。それでも頻繁に緩んで”浮いてくる”ネジは存在します。
ネジを確実に固定するためには「ネジロック剤」を使うと良い
何度も締め直してもガタついてくるネジについては「ねじロック剤」を使うと良いです。私が使っているのは ”ヘンケル / Henkel” 社の ”ロックタイト / LOCTITE” という製品。
ねじロック剤の仕組みと使い方を説明する動画とウェブサイト
下のロックタイトのYouTube動画とウェブサイトに仕組みと使い方が詳しく紹介されています。基本的にはネジかネジ穴に塗って締めるだけなので簡単です。
LOCTITE ねじロック
効果は十分に発揮する
効果は申し分ありません。安心してキャリーバックを転がすことができます。オスプレーはハンドルのネジもよく緩むので、ねじロックを塗ってみたら全くガタつかなくなりました!