小中学生のときに本気でマンガ家になろうと思っていました。全く違う道を歩んで40年近く経ち、ふとしたきっかけで少年時代の夢がむくむくと蘇ってきたのです。勢いで「マンガを描くぞ」と宣言してしまった経緯を書きましょう。(文中敬称略)
マンガ家を目指したいと言い出した変なやつ!?
先日のTwitterで私は「マンガ家を目指すぞー!」という趣旨の内容をつぶやいていました。
実話をベースにしたビジネス小説『破天荒フェニックス』でのミッション・インポッシブルとか銀行出身の経歴からすると、唐突すぎて「気が狂ったか?」とさえ思われそうです。
きっかけは”コルクラボ専科”マンガ家コース
きっかけは、Twitterで目にした佐渡島 庸平さんのツイートでした。
佐渡島さんは、田中修治が note で連載していた「オンデーズ再生物語」を見出して『破天荒フェニックス』の出版をサポートして下さった恩人です。
マンガ専科の第2期の応募はこちらから!! / コルクラボ専科 マンガ家コース 特設サイト (コルクラボ専科 | コルク) #NewsPicks https://t.co/1oUPDDMJ7E
— 佐渡島 庸平(コルク代表) (@sadycork) September 3, 2019
コルクラボ専科 マンガ専科の募集案内を目にした私は、思わず「本音を言うと、CFOなんかすぐに辞めてしまって、マンガ家を目指したい」とつぶやいてしまったのです。
本音を言うと、CFOなんかすぐに辞めてしまって、マンガ家を目指したい。少年時代の夢。(゚∀゚) https://t.co/l5ohwFItbe
— ヨシオクノ🌤️奥野良孝 (@YoshitakaOkuno) September 3, 2019
少年時代は本気でマンガ家になろう思っていた
冗談ではなくて、私は小学生~中学生まで本気でマンガ家になりたいと思っていました。
漫画の神様「手塚治虫」先生と同じ東久留米市に住んでいたのも何かのご縁でしょう。
手塚先生は駅で2度お見かけしました。本当にあのベレー帽をかぶっておられて大感激です(笑)
小中学生の時、本気でマンガ家を目指していた。教科書やノートも漫画と落書きだらけ。
開成高校の入試面接で「将来は何になりたい?」と聞かれ、さすがにマンガ家と言うのはマズイかなと「ゴジラみたいな特撮映画を作る」と咄嗟に言ってしまったら、ドン引きされた→落ちた。
やはりブレちゃいかん。
— ヨシオクノ🌤️奥野良孝 (@YoshitakaOkuno) September 7, 2019
高校に入ってからは、私はスポーツや音楽にのめり込むようになり、マンガから遠ざかっていました。
でも実は、大学時代に、講談社の「手塚治虫先生らが原稿の締め切り直前にカンヅメにされた」伝説の洋館でアルバイトをしたことがあります。
この縁も「お前はマンガから離れられない」という運命のリマインダーだったのでないか? とさえ思っています(笑)
転身は本腰入れた取組みが必要だと思っていた
私のボヤキを見たフォロワーの方から「両方やりましょー」とけしかける応援の声を頂きました。
しかしコルクラボ専科の応募要領には「マンガのプロフェッショナル(マンガを描くことで生計を立てられる人)になりたいと思っている方に限ります」と書いてあることも、私は知っていました。
前年にNHKテレビ小説「半分、青い」というドラマで、マンガ家を目指す若者たちの姿を見ていたのも影響していましょう。
中途半端にやると佐渡島さんから「舐めるな!」と怒られますー(゜o゜)
— ヨシオクノ🌤️奥野良孝 (@YoshitakaOkuno) September 4, 2019
そこで私は、「中途半端にやると(マンガを描くことに取り組んでいると)佐渡島さんに怒られるー」という、ちょっと弱気なコメントを返しました。
漫画家って弟子入りしなくて大丈夫なんだ!?
すると、私が弱気なコメントを書いた後に、コルクラボ専科を主宰する佐度島さんから(私からしたら驚きの)コメントが入ったのです。
佐度島さんから福音来る「なめらかに本業へ」
佐度島さんからの福音(良い知らせ)はこちら!!
いや、最近、マンガ家は副業から始めて、なめらかに本業にすることを推薦してるので、実はウエルカムです!!
いや、最近、マンガ家は副業から始めて、なめらかに本業にすることを推薦してるので、実はウエルカムです!!
— 佐渡島 庸平(コルク代表) (@sadycork) September 4, 2019
そーなんですね!?
漫画家の先生に住み込みで弟子入りしたり、毎日20時間以上ひたすらマンガを書き続けたりする必要はないのですか!?
私が持っていた先入観が相当に古いものであることを知りました。
マンガ家を目指すと改めて宣言してしまった
「マンガ家は副業から始めることを推奨」この福音にグラグラっと私の心は揺れ動いてしまいました。
福音ヽ(^。^)ノ
現職の縛りが解けるまで下準備しておきます!!— ヨシオクノ🌤️奥野良孝 (@YoshitakaOkuno) September 4, 2019
そして、改めて「マンガ家を目指したい」ではなく「やります!」と宣言してしまったのです。
なおツイートの「現職の縛りが解けるまで」というのは、私は「OWNDAYSの経営に一定期間は専念すること」を、株主となったファンドとお約束していることを指しています。
マンガを描く道具を仕込んでしまった
勢いでマンガ家を目指す宣言をしてしまった3日後です。あまりにもタイムリーすぎる絶妙な日数ですよ。
佐度島さんのツイートに、また注目してしまいました。
その道の「プロ」にしか描けない物語!?
「副業としてマンガ家を目指す人も、OK!」
おー!(゜o゜) また書いておられます。
コルクラボマンガ専科は、副業としてマンガ家を目指す人も、OK!ちょっとでもマンガに興味があったら、挑戦してみて欲しい! / その道の「プロ」にしか描けない物語 (佐渡島庸平 / コルク代表) #NewsPicks https://t.co/r5Xdvmex7a
— 佐渡島 庸平(コルク代表) (@sadycork) September 7, 2019
更にキラーワードが・・・
その道の「プロ」にしか描けない物語
これは効きますねー。自分の30年間の激動の経験を無駄にしないためには描くしかないですね。
長い長~い寄り道だったけど、たくさんの「どんぐり」をポケットに入れながら歩いてきましたよ。
ポケットいっぱいのどんぐりをどうするの?
このまま墓場に持っていくの?
いつやるの?
今でしょ!?
思い立ったが吉日!?
そして、やる気に満ちた勢いで買ってしまったのが、Wacomの液晶ペンタブレットとマンガ作成ソフトです。
やっちまった感が溢れております。。
でも、使いこなせるようにがんばりますよーヽ(^。^)ノ