大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー選手が2019年3月21日(日本時間)に引退を発表し記者会見を行いました。お疲れさまでした!! 繰り返し見たいお気に入りの動画リンクを整理して残しておきます。(文中敬称略)
イチロー選手の7年ぶりの凱旋試合は引退への花道だった
ついにその時が来てしまいました。「50歳までプレーする」と公言し、一時は「本当にやってしまうかも」という期待さえも抱かせてくれた野球界の”レジェンド” イチロー選手の引退。
実は私は、前回2012年の大リーグ開幕シリーズの日本開催(マリナーズ VS アスレチックス)を観戦していました。
「フィールドでイチロー選手を見る最後の機会かもしれない」との思いから、必死でチケットをゲットし、息子を連れて観に行ったのです。
2012年の試合から7年後に「選手として」再来日を果たしたことは、もはやミラクルです。
Ichiro exits his final game to a rousing ovation
試合後のカーテンコール
引退発表を受けて、MLB(大リーグ)の公式ページ等に様々な動画が特集されていますので、また埋もれてしまわないうちにお気に入りのリンクをまとめておきます。
【必聴】イチローが自身の心構え等を語る貴重なインタビュー
(フロリダ)マリーンズ時代のイチロー選手の貴重な特集。含蓄の深い珠玉のイチロー語録となっています。
Ichiro Suzuki: The Art of Preparation
野茂英雄の登場以来、大興奮したルーキーイヤー
1995年に渡米していきなり大活躍した野茂英雄投手。私は野茂選手の活躍もリアルタイムで試合中継を観て大興奮していた世代です。その6年後にまさかの日本人打者の大活躍。
今でこそ毎年のように日本人プレーヤーが大リーグに移籍して話題に登りますものの、当時はまだ「野手の大活躍は夢物語かもしれない」という空気感がありました。
ところが、ところが・・・
塁上にランナーが溜まってイチローが登場すると、観客は総立ちで「イチロー」コールが鳴り響き、相当な高確率でタイムリーヒットを放つ・・・興奮しましたね。
A look back at Ichiro’s historic 2001 rookie season
私にとってのイチロー選手ベストシーン「トップ3」
マリナーズでの全盛時代を中心に、イチロー選手の活躍シーンの記憶は数え切れないほどありますが、特に私が印象に残っていて繰り返し見たいシーンを3つピックアップしました。
第1位 ”レーザービーム”の誕生
ルーキーイヤーの2001年にライト前ヒットのボールを三塁に矢のような送球を披露して走者をアウトにする名シーン。アナウンサーの興奮が半端なく「レーザービーム」の異名も生み出しました。
Ichiro’s iconic throw to 3rd base
第2位 シーズン最多安打記録を84年ぶりに更新
2004年にジョージ・シスラー / George Sisler が持っていた年間最多安打記録「257」を84年ぶりに更新。チームメイトやシスラーの娘さんに祝福されるシーンが感動的です。
Ichiro breaks the single-season hit record in 2004
第3位 オールスターゲームで史上初のランニング・ホームラン
2007年のオールスターゲームで inside-the-park home run (=ランニング・ホームラン=打球が柵越えなく、走塁でベースを一周したホームラン)を記録します。これは空前絶後の快挙でした。
Ichiro hits an inside-the-park home run at the All-Star Game in 2007