世界的なブームとなっている「近藤麻理恵=こんまり」流の『人生がときめく片づけの魔法』~7年前に読みました。Netflix の番組を観てから改めて読み直して、再認識したのは「スピリチュアル」でした。(文中敬称略)
Netflixで人気沸騰の「近藤麻理恵=こんまり/KonMari」お片づけ番組
Netflixオリジナル作品の『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』を観ました。
Tidying Up with Marie Kondo | Official Trailer [HD] | Netflix
雑誌TIMEの「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれた「KonMari=こんまり」こと近藤麻理恵さんが、米国のお家をお片付けするドキュメンタリー番組です。
ちなみにこんまりメソッドのキーワードである「ときめき」は「spark joy」と訳されています。
『人生がときめく片づけの魔法』を読み直してみた
いまや世界中で人気となっている『人生がときめく片づけの魔法』の本を、私は7年前に読んでいました。
そして今回Netflixの番組を観たのをきっかけに、改めて読み直してみたのです。
読み直して再認識した「スピリチュアル」
シリーズの2作目(衣類の具体的なたたみ方が紹介されている)も読んで、ある程度は分かったつもりになっていました。
しかし、改めて読み直して強く感じたのは、より「スピリチュアル」な面。
たとえば、Netflixの番組でも出てくる「2分間の沈黙の儀式」。
・・・お宅にうかがって一番はじめにするのは、「おうちにごあいさつすること」です。
・・・(中略)・・・
このあいさつの習慣は、神社に参拝するときの作法をもとに自然と始めるようになったものです。
人生がときめく片づけの魔法/近藤麻理恵著 より引用
こんまりさんは、片づけ作業をするときでも、ジャージのような作業服を着ません。たいていはワンピースにジャケットのシャキッとした服装。
この服装スタイルは「テレビ向け」かと普通なら思うでしょう。しかし明確な理由があるのでした。
片付けは、家を出ていくモノたちの門出を祝うお祭りだと思っているので、ついついきちんとした格好をしたくなるのです。
きちんとした格好でお家に敬意を示し、あいさつをして片付けを始めると、住む人がもっと心地よく暮らすためにはどのモノを出すべきなのか、どこにモノを置くべきなのか、おうちが教えてくれるような気がします。
人生がときめく片づけの魔法/近藤麻理恵著 より引用
いやはや、普通の人はこんなこと思いもつきません。
こんまりさんは巫女(みこ)経験もある神社好き
この特殊な感性の背景のヒントは著書の中にあります。こんまりさんは5年ほど神社の巫女さんとして働いていた時期があったと書いています。
じつは五年間ほど、巫女として働いていたことがあります。私の神社好きは小学生の頃からで、今でも暇があればちょくちょく神社にお参りすることがあります。
人生がときめく片づけの魔法/近藤麻理恵著 より引用
つづく。。