「片づけはマインドが九割」と、こんまり流「片づけメソッド」では言い切っています。ただし断片的に取り上げられるテレビや記事を見るだけでは意識に残りづらいかも。ポイントを理解するには本を繰り返し読むのが良いです。(文中敬称略)
こんまり流「服のたたみ方・収納方法」
昨日の記事 こんまりメソッドの「スピリチュアル」背景は神社好きと巫女の経験? に書いた「こんまり」さん。
DepositPhotos(ストックフォト、ロイヤリティフリー画像の販売サイト)の画像検索で「KonMari」というキーワードを入力すると、洋服をたたんで収納している画像が多数出てきます。
下のフォトのタイトルなんかは、ずばり「Marie Kondo tyding up method concept – fold」です。
KonMari=近藤麻理恵=こんまり流の片づけメソッドの特徴のひとつに、服を四角状にたたみ”立てて”収納するというルールがあります。
日本のテレビのバラエティ番組で紹介されるときも、見た目に分かりやすい「たたみ方、収納の仕方」が目立つ印象です。
実際、『人生がときめく片づけの魔法』と『人生がときめく片づけの魔法2』を続けて読むと、図解を見ながらたたみ方を何度も練習したくなります。
「片づけはマインドが九割」
ところが、あまりにも「たたみ方」に意識が寄っていたせいなのか、数年後に本を読み直して、肝心のコンセプトが自分の頭から抜け出ていたことに気がつきました。
「片づけはマインドが九割」なのです。
これを抜きに、どんなにモノをたくさん捨てたり、収納に工夫を凝らしたりしたところで、元から片づけが得意な人以外は、いつか必ずリバウンドがやってきます。
人生がときめく片づけの魔法/近藤麻理恵著 より引用
これ重要なポイント!!
こんまり流の片づけで「やるべきこと」は大きく分けて2つだけ。
- モノを捨てるかどうか見極めること=残すものを見極める
- モノの定位置を決めること
この2つの大原則の背景には、根幹となる「マインド」があるのです。それらは「ときめき」や「モノへの感謝」等々、様々な切り口で語られています。
大原則の文字面だけでなく、本を注意深く読んで、さらに深い考え方を知る必要があるのです。
改訂版が出版されている?
ところで、『人生がときめく片づけの魔法 』は2019年2月に「改訂版」が出ていますね。
旧版と何が変わっているのか、比較してみたいので注文しました。特筆すべき変更点があれば、改めてご紹介しましょう。