1993年発売の初代ザウルスから始まり、私の携帯情報端末はシャープ (SHARP)製が中心でした。しかし今やiPhoneや海外メーカースマホに変わってしまっています。懐かしいガジェットがクローゼットから出てきたのでボヤきます。(文中敬称略)
ザウルス(Zaurus)1号機が出てきた
先日、部屋を整理していたら懐かしいガジェットが出てきました。シャープの初代ザウルス「PI-3000」!!
現在の「スマホ」が普及する以前に情報管理ツールとしてブームとなった携帯情報端末(PDA=personal digital assistant)のトップランナーとして、日本で絶大な人気を誇ったZaurusシリーズの第1号機です。
部屋を整理していたら、25年前のシャープの初代ザウルス(Zaurus PI-3000)が出てきたですヽ(^。^)ノ
ボタン電池を入れないと作動するかどうかと確認できませんが、液晶がもうダメそうです… pic.twitter.com/pPsY3F4zzF
— ヨシオクノ🌤️奥野良孝 (@YoshitakaOkuno) 2019年5月11日
ちなみに富士銀行では、集金時の手書きの「取次帳」をザウルスの初期モデルを使用する「電子取次帳」に切り替えていた時期がありました。
(小型プリンターを一緒に持ち歩く必要があったり、色々と不都合が多くて、数年で手書きの取次帳に戻りました)
「目の付けどころがシャープでしょ。」の時代
当時は家電メーカーのシャープが「目の付けどころがシャープでしょ。」のスローガンを掲げて元気だった時代。このザウルスシリーズも毎年進化をし続け、形状の変化や機能アップを遂げていきました。
私もモデルチェンジのたびに買い直して、ほぼ全てのモデルを持っていたと思います。
途中では「Wiz」という手書きメモに特化した派生シリーズも2代ありましたね←2代とも持っていました。
CASIOのポケットカレイド、米国のPalm、ソニーのCLIE にも浮気をしたことがあります。しかし結局はザウルスに戻ってきました。
末期のモデルは、小型のハードディスクを内蔵し(当時としては)膨大なデータをストックできるミニPCみたいな形状になっていました。
でね、これがたぶん最後のザウルスだったんじゃないかな? pic.twitter.com/kYmJovWl3H
— ヨシオクノ🌤️奥野良孝 (@YoshitakaOkuno) 2019年5月11日
携帯電話も使いやすいシャープ製を愛用していたのに・・・
やがて携帯電話が普及してきました。ザウルス等でユーザーインターフェイスの研究には一日の長があった? シャープ製の端末はやはり使いやすくて、私が買う機種もほとんどシャープ製を選択していました。
この洒落たウィルコムもシャープ製。昔のシャープのツールはホント好きでした。今や海外勢に完全にお株を奪われてしまったけど (゜o゜)#愛機を捨てられないガジェット好き pic.twitter.com/1CK7tYySXM
— ヨシオクノ🌤️奥野良孝 (@YoshitakaOkuno) 2019年5月11日
しかしやがてiPhoneや韓国・中国メーカーのスマホが世界を席巻し、液晶事業の誤算もあったシャープは凋落していってしまいました。残念ですー・・・
ちなみに、シャープの「目の付けどころがシャープでしょ。」スローガンは、1990年から2009年まで使用されていました。