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本当にあった!インドの小学校「2桁九九」これでは日本人は敵わない

南インドで見た小学校の様子と海外と日本の事情。2015年9月、メガネのオンデーズとして初の Eye Camp(海外ボランティア活動) を南インドで行いました。その際に訪れた小学校の教室の表の(廊下側の)壁に書かれた『掛け算表』に目を奪われました。

南インドの小学校の「2桁九九表」の実際の写真

下の写真が、壁に書かれた表です「16×16」の数字が書かれています。これをひたすら暗記しているわけです。

Wikipediaによれば、どの範囲まで覚えるかは、地域や学校によって異なるとのこと。

インターネット上の記事を探すと「19×19」だという声を多く見ます。しかし実際の学校の写真は発見できません。

南インドの小学校の掛け算ボード

インドでは二桁の九九が学ばれているが、地域や学校によって差があり、最低でも1×1~20×20、最高では1×1~99×99まで学ぶ

九九 Wikipedia より引用

 

訪問した南インドの小学校の概要

OWNDAYSの社会貢献活動の一環で南インドの農村部で「Eye Camp」(メガネの無料配布)を行いました。

Eye Campの位置

南インドのタミルナードゥ州の農村部となる「サッキーマンガラム」です。マドゥライ市街からバスで小一時間程度。

 

小学校の様子

下の写真は小学校の校門です。生徒たちはみな明るく歓迎してくれました。

南インドの小学校の校門
 

この辺りの方はメガネを購入する経済的余裕のない家庭が多いと聞いています。

お揃いの制服は支給されているのでしょう。靴までは及ばないらしく、全員が裸足です。

南インドの小学生
 

世界の九九

西欧では十二進法の名残で「12×12」の表を使うことが多い。

日本の九九のようにうまい語呂合わせが出来ないため、ひたすら表を埋めて暗記するとのこと。

ヨーロッパなどでは十二進法の名残で12×12までの掛け算の表を学んでいた。

九九 Wikipedia より引用

九九がないアメリカやイギリスで、学校で九九覚えるのに使う九九表です。

英語で「Times Table(Multiplication table)」と呼びます。これをひたすら埋めて覚えるのです。

十二の段まであるので、覚えられないまま大人になっちゃう人もいます。

Livedoor News 2015年6月18日「九九表が楽しくなる数学のお話」 より引用

オーストラリアの「九九表」を紹介 構造を読み解くと思いがけない発見も - ライブドアニュース
アメリカやイギリスなどで使用されている「九九表」を紹介している。「Times Table」と呼び、別視点で見ると思いがけない発見があると筆者。この九九表は対称になっており、上半分を覚えるだけで済むとのこと
 

日本の九九

一方で日本の九九は昔から変化はないようです。テーマソングができたくらい?

九九のうた?

『九九のうた』という曲が存在します。

私が子供のときにはそのような歌で覚えた記憶がないため調べてみると、1986年に発売されたとのこと。知らないはずです。

野さと子

1986年に、RCAビクターから、女性歌手の「MOKO」が歌う「99のうた」(「本家!かけ算「99のうた」」)がアナログレコードとカセットテープで発売された。

作曲は小倉靖。1990年にはシングルCDとして発売され、2010年にはMOKOが新たに録音した音源が音楽配信で発売されるなど、ロングセラーの作品になっている。

九九 Wikipedia より引用

 
 

本当に日本は「9×9」だけで良いのか?

西欧やインドでは「2桁九九」を採用しているのに、日本はなぜ1桁のままなのか?

 
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