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多くの劇場やホールに「携帯電話抑止装置」が設置されている。多くの劇場やコンサートホールで「携帯電話抑止装置」の導入が進み、演奏中でも 携帯電話やスマホの電源をオフにする必要がなくなっていることを知りました。他人の無作法にイラついたり電源の消し忘れを確認したりといった余計な神経を使わずに鑑賞できるのは良いことです。

演奏中でも携帯電話の電源を切る必要がない?

スマホのライト機能ONのお願い?

NHKホールにコンサートを聴きに行きました。すると入り口で下の写真のペーパーを手渡されました。内容は、コンサートスタッフからの『お客様へのお願い』です。

クリス・ハートのコンサートのお願い

コンサートスタッフからの「お願い」の中には「●●●(の曲)が始まりましたら、スマートフォンのライト機能をONにして点灯させて、ステージに向かって、楽曲合わせて左右に優しく振ってください」と書いてあります。

スマホを確認すると全て「圏外」になっていた

「あれ? スマホのライト機能をONにして使ってくれということは、スマホの電源もONのままで良いということ?」

これまで劇場や映画館で「携帯電話の電源をお切りください」とうるさいほどの場内アナウンスに慣れていた自分は、習性から全てのデバイスの電源を切ってしまいます。そこでスマホの画面を見たところ「圏外」表示。スマホを複数台(別キャリア)持っているため、念のため他の機種も確認してみたところ、見事に全部「圏外」になっていました。

ちなみにロビーに出ると「圏外」ではなく、アンテナが立ちます。

10年以上前から装置を設置するホールが拡大中

携帯電話抑止装置(ジャマー)

「これは何かしら”圏外”にしてしまう装置があるのかも」と思い、調べてみたところ、携帯電話抑止装置を設置してジャミング(通信妨害)を行っていることを知りました。

装置の仕組みを簡単に言うと「携帯電話の基地局と同じ電波を出して、基地局に”なりすまして”携帯電話を使えなくする」というものです。

「携帯電話抑止装置は携帯電話の基地局と同じ周波数の電波を基地局よりも強く出すことで,そのエリア内の携帯電話が基地局と通信できないようにするんです」と答えてくれた。携帯電話抑止装置1台で直径約100メートルの圏内をカバーできるという。

日経XTECH ー NETWORK調査隊 インフラ編 2007/01/12 より引用

 

装置の実際の写真やさらに詳しい仕組みは下の記事に掲載されています。

 「ピリリ,ピリリ,ピリリ」。演劇やコンサートの最中に,突然誰かの携帯電話の着信音が鳴り響いて劇場内の空気が凍り付く---。以前は時々あったこういうアクシデント...

NHKホールの装置導入は2007年(平成19年)

前述の記事の内容から逆算すると、2005年前後から劇場で携帯電話抑止装置の導入が相次いでいるとのことです。

この数年,帝国劇場,国立劇場,東京宝塚劇場,NHKホールなどの劇場やコンサート・ホールが相次いで携帯電話抑止装置を導入しているという。

日経XTECH ー NETWORK調査隊 インフラ編 2007/01/12 より引用

使用するには総務省の免許が必要

メーカー大手のウェブサイトによる、総務省で設置が許認可されている場所。

  • 劇場・コンサートホール
  • 医療施設内(ICU・CCU・検査室)
  • データーセンター
  • 銀行ATMコーナー
  • 試験場(教室)

 

導入実績も出ています。

 

総務省のウェブサイトには注意喚起があります。

 


こういう装置の導入が進めば、電源の切り忘れにヒヤヒヤ気を奪われることもなく観覧に集中できて良いですね。でも、アラームや時報が鳴るのは防げないであろうから、電源を切ることをマナー付けるのに越したことはないかも。

 

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