東京都の多摩地域北西部にある「青梅鉄道公園」。0系新幹線や10台以上の蒸気機関車(SL)や電気機関車の車両が展示してあり、その多くが車内に入ることもできます。入園料は小学生以上が100円という破格の安さ。キッズや鉄道好きは行ってみる価値ありです。(文中敬称略)
「青梅鉄道公園」には常時車内開放の”0系新幹線”車両が展示されている
超穴場!”0系新幹線”展示「国分寺ひかりプラザ」は国立駅から徒歩7分 では、資料館として車内開放している0系新幹線車両(東京都国分寺市)を紹介しました。
東京にはまだ「車両内や運転席に入ることのできる」0系新幹線の展示車両があります。「青梅鉄道公園」です。
「青梅鉄道公園」東京駅から直通電車でおよそ1時間半
「青梅鉄道公園」は東京の奥多摩方面にあります。
アクセスは、東京駅からJR中央線~青梅線でおよそ1時間半(最寄り駅「青梅」から徒歩10分を含む)です。
私が国立(くにたち)の社宅に住んでいたとき、「青梅鉄道公園」へは車でおよそ1時間かけて行っていました。
ちなみに「青梅鉄道公園」の入園料は小学生以上は100円です。マイカーの場合、隣接する永山公園内の駐車場を無料で利用できます。
公園というより鉄道博物館に近い、充実した展示資料
乗用遊具や緑地もありますが、目を引くのは新幹線や蒸気機関車(SL)の展示車両の数々です。
なんと蒸気機関車8台+電気機関車2台+ミニSL2台。
【 実物展示車両のご案内 】
1872(明治5)年、新橋~横浜間に開業した日本で初めての鉄道に使われた「3号機関車」(110形、鉄道記念物)、明治期に外国から輸入され活躍した機関車、大正期を代表する国産蒸気機関車、日本を代表するD51形蒸気機関車(デゴイチ)、国鉄の蒸気機関車としては最後に設計・製造された戦後生まれのE10形蒸気機関車などが展示され、蒸気機関車の歴史の流れに触れることができます。
また、昭和初期に作られ、青梅線で最後まで活躍したED16形電気機関車(準鉄道記念物)や、昭和初期の通勤型電車、東海道新幹線で開業当初に活躍した0系電車の先頭車両を展示しています。
青梅鉄道公園ウェブサイトより引用
青梅鉄道公園
東京都青梅市にある公園。公園というより博物館に近く、0系新幹線やD51機関車など多くの車両や、鉄道模型などが展示されている。入場料が100円と手軽に行ける施設として人気がある。 pic.twitter.com/B6nHr7Q2iO
— 鉄道旅図鑑 (@tetudou_bot) 2018年8月12日
「青梅鉄道公園」の0系新幹線は1969年製「22-75」
「青梅鉄道公園」に展示されている0系新幹線の車両は1969年製造で、車号は「22-75」です。
青梅鉄道公園ウェブサイトより引用
この新幹線展示車両については、Neko Transport Museum「0系新幹線22-75(青梅鉄道公園)」に詳しい解説が書かれています。
これがずっと見たかった。
青梅鉄道公園で保存されている0系新幹線。
新幹線の中にも入って座席に座ることが出来ます。 pic.twitter.com/kNDZZ6j6VR— あさ実@18日19日詩月カオリのライブ行くの (@monaka_akm) 2018年3月22日
2018年度中には室内がリニューアルされる?
下のツイートによると2018年度中に車内がリニューアルされるそうです。旧型座席シートに触れるならば今が最後のチャンス?
パン♬ポン♬ピン♬パ〜ン(・◯・)
皆さんも是非、青梅鉄道公園の綺麗なザ・新幹線を見に行って下さい(^_^)。
今年は更に予算がつき、室内の更新をするそうですよ。(今のままでもOKだと思いますが(^_^)。 pic.twitter.com/y1NkfkYWNw
— teru-t2 (@teru_t2) 2018年5月7日
貴重な機関車もたくさん!「SL公園」と呼んでも良い
それほど広くない敷地内に10台以上の機関車が置かれていて壮観! ワクワクします。
貴重な日本の鉄道で最初のSL『3号機関車』もあります。
1872(明治5)年10月14日、新橋~横浜間に開業した日本で初めての鉄道に使われた10両のうちの1両で、3号の番号が付与されたことから、『3号機関車』と呼ばれています。
開業当時の機関車としてはこの機関車と「鉄道博物館」に保存展示してある『1号機関車』(150形)とともに、たいへん貴重な存在になっています。【鉄道記念物指定】
青梅鉄道公園ウェブサイトより引用
青梅鉄道公園
SLがたくさん展示されています。
SLの中身まで見れました。終始テンションが上がる。 pic.twitter.com/cS4TkIw3Hi— あさ実@18日19日詩月カオリのライブ行くの (@monaka_akm) 2018年3月22日
「青梅鉄道公園」のレポートYouTube動画
「青梅鉄道公園」についても、鉄道施設の定番レポートがYouTubeにあります。
鉄道マニアによる鉄道好き向けのレポート
鉄道王動画チャンネル 青梅鉄道公園
「鉄道好き芸人」鈴川絢子の”行ってきた”シリーズ
鈴川絢子/Suzukawa Ayako 青梅鉄道公園に行ってきた
ちなみに20世紀末期の乗用遊具は、今や懐かしい「クハ481形の特急白鳥」でした。
青梅鉄道公園の開園日時、料金およびお問い合わせ先
(2018年8月18日現在の公式ウェブサイトの情報)
TOPICS
・3月~10月 10時~17時30分
(入園は17時まで)
・11月~2月 10時~16時30分
(入園は16時まで)
特別開園
新年(1月3日~7日)
春休み期間(3月26日~4月6日)
ゴールデンウィーク(4月29日~5月5日)
および10月1日が月曜日の場合は特別開園
休館日
月曜日(国民の休日・振替休日の場合は開園し、火曜日休園)
年末年始(12月29日~1月2日)
入園料金
100円(小学生以上)
【団体20名以上 50円】
障害者手帳をお持ちの方及び70歳以上の方は無料
※70歳以上の方は年令を確認できるものをご提示願います。
お問い合わせ
〒198-0041
東京都青梅市勝沼2-155番地
TEL:0428-22-4678
FAX:0428-22-4716