会話をしていて最もイラつくパターンは「話が冗長」。質問に対して答えや結論がなかなか出てこないで、説明や言い訳がだらだらと続くことです。(文中敬称略)
その応答、百害あって一利なし
採用面接で私が良い印象を持たない応募者は、話が冗長な人です。特に質問したことに対してなかなか答えが出てこない人。
「答えが出てこない」というのは「黙って考え込んでしまう」ということではありません。ずっとしゃべり続けながら、答えや結論を後回しにしてしまうことです。
😩😩😩
話が冗長な人との会話は時間のロス。
質問に対してまずは答えを言って。
説明や言い訳はそれからだ‼️— ヨシオクノ 奥野良孝 (@YoshitakaOkuno) 2018年7月18日
結論が分からないままに背景説明や言い訳をだらだらと話されると、様々なパターンを想定して相手の話の内容を脳にメモリーする必要があります。
これがストレスです。まず結論を知っていれば、細かく聞くべき背景や内容が絞られてくるため、脳のメモリー消費量は少なくてすみます。
そういう配慮と制御ができない人は、頭の回転が鈍い人と判断せざるを得ません。
話し言葉の冗長は、書き言葉よりも深刻
文章であれば、数行またはいくつかのパラグラフをすっ飛ばして、答えや結論を目で探すことが可能です。
しかし口頭による会話の場合はどうでしょう。答えや結論までショートカットすることができません。
厳密に言えば、相手が話を続けるのを遮って、答えや結論を先に言うよう促すことは可能です。
しかし、冗長な話し方の癖がついてしまっている人は全ての会話パターンがいらつく順序なので、いちいち話を止めていたら会話が成立しません。