東南アジア行くなら必読「イカサマ賭博・トランプ詐欺」手口を知ろう

投稿日:2018年3月 12日(月) 更新日:

散らばったトランプ

photoAC

日本人を狙う「いかさま賭博」  手口を知っておけば安心。ネットで「トランプ詐欺」と検索すると、たくさん情報が出てきます。特に多いのはセブ(フィリピン)での被害。実際は日本人が訪れる東南アジアのほぼ全ての地域で被害に遭う可能性があります。ただし「知っていれば」被害を未然に防ぐこともできる詐欺でもあるので、ぜひ手口を知っておくべきです。

知らずに 油断すると”身ぐるみ剥がされる”その手口

詐欺グループによる手口。典型的なパターンを説明すると、

  1. ショピング・モールや繁華街を散策中に見知らぬ人から親しげに声をかけられる
  2. 「日本に家族や親戚が留学している(または留学する)」という話題で興味を引く
  3. 「日本の話を聞きたい(または聞かせてあげて)」と自宅へ誘われる
  4. 車で移動して案内された建物でお茶などをごちそうになる
  5. トランプゲームに興じる。最初は少額を賭けて勝ち続ける。
  6. 高額を賭けるよう誘導され、最後には現金を全て巻き上げられる
  7. 現金のほか、クレジットカードやスマホ等、現金化できるものも奪われる
  8. 途中でゲームを止めようとするとナイフや銃器で脅されるケースもある

登場人物は多国籍にわたるパターンが多いようです。

 

被害者扱いされずに 違法賭博で罪に問われることもある

外務省の「安全対策基礎データ」では、このトランプ詐欺のことを「いかさま賭博」と呼んでいます。そして、次のように注意喚起しています。

このような事案でも,当事者が自主的に賭博に応じたと当局が判断すれば,場合によっては被害者とはみなされず,逆に違法な賭博を行ったとして罪に問われることもありますので,儲け話には乗らないようにする等の注意が必要です。

笑い話で済まされない事態も起こり得るということです!

 

詐欺グループが(獲物とする日本人に)アプローチする時に話すシチュエーションには、かなりの数のバリエーションがあります。よってその多様な嘘のパターンを数多く見聞きしておくことは有効な予防策となります。ネット検索して色々な事例を読んでおくことをオススメします。

 

私も自分が体験した内容を記録しておくことにします。私が詐欺グループに遭遇した時には、この「トランプ詐欺」のことを知りませんでした。ちょっとしたことで危機を察知して事件を回避したケースです。

 

私の実体験(詐欺未遂) in カンボジア・プノンペン

詐欺グループに遭遇したのは、2015年11月、プノンペンのイオンモールの館内でした。オンデーズ(メガネ店)のカンボジア1号店が出店したショッピングモールです。内外装の雰囲気は日本のイオンとほぼ変わりません。

私は2階のエスカレーター近くの柱の前で、フロア案内図を眺めていました。私の服装は、ポロシャツにジーンズ。ドイター(Deuter)のバックパックを背負っていました。

 

すると後ろから女性が話しかけてきました。

「Excuse me.」(会話は全て英語ですが、日本語表記にします)

推定年齢40才前後。小柄でややふくよかな、イオンモールにショッピングに来る、どこにでも居そうなおばさんでした。

 

「クロックスの売り場はわかりますか?」

と彼女は聞いてきたので、私はフロア案内図を探して、場所を示してあげました。

 

「どうもありがとう。ところであなた、日本人?」

「そうです。わかりますか?」

「私の娘が今、日本の大学に留学しているのよ」

「そうなんですか! どちらですか?」

「WASEDAという大学」

「早稲田大学はとても有名ですよ! 東京ですね」

「私はマレーシアに住んでいて、カンボジアにいる従兄を訪ねてきているの。マレーシアはご存知かしら?」

 

メガネのオンデーズ(OWNDAYS)はこの2ヶ月後にマレーシア1号店をオープンさせる、そのまさに直前でした。いつもの私なら、こういうシチュエーションでの会話は早々に切り上げるのですが、つい『ここは宣伝しなくては!』と色気が出て、前のめりになってしまいました。

 

「実は、私の会社が来年すぐにマレーシアにメガネショップをオープンします。このイオンにもお店がありますよ。これをどうぞ!!」

私はそう言うと、OWNDAYSの英語バージョンのリーフレットをカバンから取り出し、女性に手渡しました。

 

この女詐欺師からしてみたら、この時の私は『飛んで火に入る夏の虫』に見えたに違いありません。獲物の方から共通の話題を持ち出してきた訳ですから。

 

「あらそうなのー!? 実は私の従兄が下にいるの。東京にいる娘の話もしたいし、お茶でも飲みながら一緒にお話しませんか?」

そう言って私をエスカレーターに誘導して1階へ降りていきました。1階へ降りると一人の男性が立って待っており、満面の笑みを浮かべて私に握手を求めてきました。

 

「あれ? 何も紹介されていないのに、何でいきなり笑顔で握手なんだ!?」

 

ここで私の危機感知センサーが作動し始めました。さらに2人はどんどん先に歩いて、駐車場のある出口の方向へ向かいます。私はとりあえず付いて歩きましたが、ドアからモールの建物の外へ出ようとするあたりで、彼らを制して立ち止まりました。

 

「ちょっ、ちょっと! どこへ行くのですか?」

「これから従兄の家に行くわよ。車でちょっと行ったところにあるから」

 

こんな展開になると、もう危険アラートが点滅しまくりですね。

 

「いいえ。これからスタッフとここで食事をしますので、私はあなたのお家へは行けません」

 

すると、2人は顔を見合わせて肩をすくめると

 

「じゃあ、しょうがないね」

と言って、さっさと立ち去っていきました。

 

ホテルに戻ってから『地球の歩き方』(ガイドブック)をよく調べてみたら、似たようなパターンの「トランプ詐欺」のことが載っていました。もう少しで危ない橋を渡るとこでした。

 

備えあれば憂いなし  危険情報は調べておこう

最新の情報は外務省HP

国や地域別に詳しい危険情報が確認できます。

 

『安全対策基礎データ』には具体的な犯罪の手口や被害の状況が載っています。

(フィリピンの例)

 

予防接種の計画は余裕をもって早めに!

予防接種の種類によっては数回(2~3回)接種が必要のものもあるし、そもそも免疫が整うのに数週間かかります。厚生労働省検疫所では『なるべく早く(できるだけ出発3か月以上前から)、医療機関や検疫所で、接種するワクチンの種類と接種日程の相談』を推奨しています。

私自身、インドに行く数日前に医療機関へ電話して相談したところ『今からじゃ意味ないですねー』と言われたことがあります。

予防接種の種類
  • 黄熱
  • A型肝炎
  • B型肝炎
  • 破傷風
  • 狂犬病
  • ポリオ
  • 日本脳炎

詳細は下のサイトに掲載されています。

 

 

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