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電車の中に忘れ物をしたとき取るべき方法と「神対応」お忘れ物取扱所

電車の中にキャリーバッグを置き忘れて冷や汗をかきました。「遺失物」を取り戻すために色々と手を打った結果、3時間後には無事回収することが出来ました。色々と起こしたアクションを備忘的に記録しておきましょう。(文中敬称略)

”バッグの置き忘れを防ぐため”に電車の中で注意すべきこと

そもそも私がどうしてキャリーバッグを電車(地下鉄)の車内に置き忘れてしまったのか?

バッグを置き忘れた当時の状況を簡単に説明しておきます。

シートに座ってキャリーバッグを離して置いてしまった

私は(普段使いの)リュックサックと小さめのキャリーバッグを持って、出張で羽田空港へ向かうべく電車に乗り込みました。

▼ノースフェイスのキャリーバッグ「オーバーヘッド」

車内は空いていたため、ドア脇のシートに座りました。そしてバッグを置いた場所はそれぞれ・・・

  • リュック→膝の上
  • キャリーバッグ→ドア脇(シートの仕切りの外側)

乗換駅に着く直前まで、私は座ってPC作業~iPad作業に没頭していました。

降りるべき駅の手前で、私はふと気がつき、バタバタとiPadを片づけて、リュックのジッパーを締めながら立ち上がりました。

バタバタと物をしまって慌ただしく席を立った結果

乗換駅についた時には、キャリーバッグのことは全く忘れていました。

そして、そのまま(キャリーバッグを置いたまま)電車から降りてしまったのです!!

違う路線に乗り換えて、目的地の駅に着いたときに「あれっ? 身軽だな?」と違和感を覚えました。

なんと空港駅の改札前で初めて「前の電車内にキャリーバッグを忘れてきた」ことに気がついたのでした。

キャリーバッグは身体から離してはいけない!!

私は普段は電車内で立っていることが多いため、まず置き忘れは発生しません。シートに座った時だけは要注意です。

教訓:キャリーバッグを持って座席に座るときは、バッグを膝の間に挟むか、膝の前に置いておけ。

電車内に忘れ物をした際にとるべき行動と追跡

電車の中にモノを置き忘れた時には、どの様なアクションを起こせば良いのか?

ケース・バイ・ケースではありますものの、私が取った行動とその結果は参考になるかもしれません。

1つだけ確実に言えることがあります。

降車してすぐに忘れ物に気がついた場合は、その駅の職員に報告して、捜索を開始してもらえ。

電車から降りてすぐに忘れ物に気がついたら駅員へ

電車から降りてすぐに忘れ物に気がついたら、ホーム、改札口または駅事務所にいる駅員の方にすぐ報告するのが「モノの確保」への最短手段だと思います。

私がキャリーバッグの置き忘れに気がついたのは、すでに別の鉄道に乗ってしまった後でした。そのため降車駅の駅員へすぐに相談することが出来ませんでした。

そしてやたらと面倒な状況に陥ってしまったのです。

忘れ物の「問い合わせ窓口」への電話はつながらない

私は来たルートを戻りながら、スマホで当該鉄道会社のウェブサイトにアクセスしました。

そして「忘れ物をしたとき」メニューから問い合わせ電話番号を調べて電話しました。

ところが、「ただいま電話が込み合っております」が続いてしばらく待たされます。

電話では基本情報の質問から始まるので面倒だ

ようやく電話がつながった後も、一刻を争う状況ではまどろっこしくて困ります。

なぜなら、電話で応答した係の方は、こちら側の緊急度を「見て察知する」ことができないため

「いつ頃で? どの路線のどの駅か?」

といった基本情報からヒアリングが始まってしまうのです。

その会話の間にも(忘れ物が置かれた)電車はどんどん遠くへ進んでしまいます。

他社路線への乗り入れ線だと追跡できない!?

忘れ物問い合わせの電話で、さらに困った事態が判明しました。

私が乗っていた電車は東京メトロからJR線へ乗り入れしている路線のため、終着駅はJRの駅でした。

他社路線に乗入れの場合、東京メトロの忘れ物センターでは

「終点での忘れ物確認はできないし、他社路線に入ってからの駅でピックアップされたら、システムでも追えない。JR側にも問い合わせてもらう必要がある」

なんですと!! 忘れ物捜索に関して他社と連携がとれないようです。

折返しの時間を調べて電車を待ち伏せした

東京メトロの忘れ物センターの担当者が示した対応は次のとおり。

「折り返してきた車両の車内捜索を行ってみる。ただしどの駅で捜索が可能かは定かでない。結果を電話します」

私も時刻表を見て、バッグを置き忘れた同じ車両が終点を折り返してくる時刻を予測し、電車を捕まえることができる駅で待ち伏せました。

しかし「これであろう」という電車とその前後に到着した電車の車内でも、(私が置いた場所に)キャリーバッグを確認することは出来ませんでした。

東京メトロから車内捜索の結果連絡が入った

私が折返し電車でバッグを見つけることができずに意気消沈していると、東京メトロの「忘れ物センター」から私のスマホに電話が入りました。

「●●駅で駅員が探したものの見つからなかった。どこかの駅で預かれば”お忘れ物検索システム”に登録される。ただし登録まで時間がかかるケースもあるので、時間を置いてから確認してほしい。忘れ物センターは20時までやっている」

JR線の終着駅にも電話しました。しかし「該当する忘れ物はない」とのこと。

もはや打つ手がなくなったようにも見えました。

東京メトロの「お忘れ物問い合わせ」にインターネットで登録

東京メトロではインターネットで「お忘れ物に関するお問い合わせ」を送信(登録)する仕組みがあります。

「どうせすぐにはデータは結びつかないだろうな」と思いながらも、念の為、忘れ物の概要と連絡先を入力して送信しました。

ちなみに15時半ころに「お問い合わせ受付の連絡」の自動返信メールが届き、当日20時過ぎに「一致する遺失物はありませんでした」という内容のメール連絡が届きました。

もう忘れ物が解決してから5時間以上は経過していました。ヽ(´o`;

▼東京メトロ 忘れ物検索システムの連絡メール

東京メトロの主要駅にある「お忘れ物取扱所」に相談した

忘れ物を捜索するための電話やウェブ登録をしてから1時間近く経過したころです。

駅の構内案内図で目にした、東京メトロの主要駅にある「お忘れ物取扱所」へ行ってみました。

東京メトロ「お忘れ物取扱所」と「お忘れ物総合取扱所」の違い

ちなみに東京メトロ「お忘れ物をしたときは」やネット検索で出てくるブログ記事には、飯田橋駅にある「お忘れ物総合取扱所」しか出てきません。

しかし「総合」が付かない「お忘れ物取扱所」は主な駅には駅事務室と一緒にあります。

▼東京メトロ 大手町駅 の「お忘れ物取扱所」

▼東京メトロの飯田橋駅にある「お忘れ物総合取扱所」

日本橋駅「お忘れ物取扱所」で写真を見せたら解決!!

私が藁(わら)にもすがる思いで訪れたのは、東京メトロの日本橋駅のお忘れ物取扱所です。

やはり電話であれこれやり取りするよりは、面前で状況を説明して忘れ物の(商品)写真をスマホ画面で見せる方が効果的でした。

係の人はパソコン画面を検索しながら本人確認のための質問をしてきます。

「名前が確認できるものが入っていますか?」

「ありません」

するとバッグの中身についていくつか細かい質問をされます。

「バッグの中には何が入っていますか?」

「○○○や▲▲▲です」

そして係の人は、私が本人と確信が持てると、ようやくバッグの所在を教えてくれました。

「それらしきものが●●駅に保管されています」

忘れ物を引き取りに行く際の電車賃は無料!?

そして「遺失物引取乗車証」を渡されました。

何とこの乗車証で忘れ物を保管してある駅まで無賃で電車に乗車できるのです。

さらに、荷物を引き取った駅のお忘れ物取扱所では「(もと来た駅に)戻りますか?」と聞かれました。

つまり往復の乗車証がいただけるようです。(私はそのままJR線を利用したので復路は利用せず)

▼東京メトロの遺失物引取乗車証

遺失物引取乗車証

忘れ物はこちら(客)側の落ち度なのに何と太っ腹!!

東京メトロで忘れ物をしたときには、この「お忘れ物取扱所」を積極的に利用すると良いです。

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