世界最古の流れるプール?「としまえん」まだ知らなかったことが多い

記録的な低温気象で大打撃を受けているニュースが流れた遊園地「としまえん」のプール。私は子供の頃から慣れ親しんでいて愛着があります。流れるプールは世界最古であることや名称の由来が地名ではなく人名だったとか・・・最近になって知った事実も多いのです。(文中敬称略)

記録的低温でプール来場者が激減!? ガンバレ「としまえん」

東京の有名な遊園地「としまえん」のプール来場者数が前年比95%も減少したという先日のニュース!!

実は私は、6月下旬に地下鉄の車内で「としまえんプールが6月29日にオープン!」という広告を目にして、「まだこんなに涼しいのにプールって大丈夫か!?」と思っていたのです。

しかも予想以上に梅雨は長引き、気温も上がらず・・・大変ですねーヽ(´o`;

トム&ジェリーを使った広告そのものは、シンプルで目を引くし、かわいくて癒やされるから好きなんですよ。

また、私は20代の半ばまで西武池袋線を利用していたこともあって「としまえん」への愛着は相当なモノがあります。

幼少時から家族で度々お出かけし、社会人になってもデートに使ったり・・・

私にとって「遊園地+プール」はイコール「としまえん」だったのです。

世界最古の「流れるプール」がある? としまえん

ところで1965年(昭和40年)に「としまえん」に登場した流れるプールは”世界初”だったそうです。

2015年のポスターでは『世界遺産 狙ってます。』というコミカルなキャッチコピーで、50周年を迎える流れるプールの「世界最古」をアピールしていました。

▼練馬経済新聞「としまえん、世界遺産狙う 世界最古の流れるプールで」
としまえん、世界遺産狙う 世界最古の流れるプールで
7月4日にプール開きが行われる屋外プール「としまえんプール」(練馬区向山3)の今年のポスターが発表された。

1965年といえば私が生まれる前の年なんです。

小さい頃に大好きだった「としまえん」の流れるプールにそんな偉業があったことは全く知りませんでした。(//∇//)

「としまえん(豊島園)」は東京都豊島区でなく練馬区にある

もう一つのサプライズ。としまえんは漢字では「豊島園」と書きます。鉄道の最寄り駅の名前も「豊島園駅」です。

このため「としまえん」は、東京都豊島区にあると勘違いされていることが多いです。ちなみに「豊島区」には主要ターミナル駅の「池袋」があります。

実は私も最近まで「豊島園だから豊島区!」と思い込んでいました。

しかし「としまえん」があるのは東京都練馬区なのです!!

よく考えてみれば、豊島園駅に向かう「西武豊島線」は練馬駅から枝分かれしています。

なお、西武豊島線を調べてみたら、昔は「北豊島郡に属していた」事実はあるようです。

豊島線という線名ではあるが、路線はすべて練馬区内にあり、豊島区には存在しない(ただし、開業時は東京市編入前で全区間が当時の北豊島郡に属していた)。

Wikipedia 西武豊島線 より引用

園名の由来は人名・・・土地を治めていた「豊島氏」から

豊島園の豊島の由来は、かつてこの地域を支配していた「豊島氏」の苗字にあります。

豊島左近大夫景村(村の名前ではなく人名)が築いたお城(練馬城)の跡地を含む広大な土地が遊園地として利用されるようになったと。

この史実は、としまえんの公式サイトと日本経済新聞の記事で確認できます。

▼としまえん公式サイトの説明

としまえんは、大正15年、当時財界人の一人であった藤田好三郎氏が所有していた土地を、運動と園芸を東京市民に広く奨励するために公開したのが始まりです。

かつて、この土地を治めていた、豊島左近太夫景村の居城跡にあたることから、名前もそれにちなみ「豊島園」と命名されました。

としまえんウェブサイト「としまえんの歴史」より引用

▼日本経済新聞の記事

東京23区の北部は平安時代末期から室町時代にかけて武士団の豊島氏が支配した。

豊島氏が築いた練馬城の跡地を含む広大な土地を所有する実業家の藤田好三郎が、運動と園芸を奨励するため遊園地として公開したのが豊島園の始まりだった。

設立趣意書によると、開園当時の名称は「練馬城址 豊島園」で「この地はその昔豊島左近大夫景村の居城で園の命名もその縁故にちなんだもの」と記している。

日本経済新聞 2019/4/13「としまえん(東京都練馬区)時代とともに変わる目玉」 より引用

開場時の豊島園の様子(リンク先)

下のリンク先には豊島園の開業時の貴重な資料が紹介されています。

パンフレットには「練馬城址 豊島園」という記載も確認できます。

▼西武グループの歴史 資料編「豊島園」
豊島園
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