旅行や出張先のホテルでバターコーヒーを作る手軽な方法を試行錯誤して発見しました。スープジャーを激しくシェイクすることでブレンダー利用と同様にしっかりと攪拌された状態になります。朝食をとらない人には特におすすめ。(文中敬称略)
出張先のホテルでバターコーヒーを作る方法
バターコーヒーとは、スペシャリティーコーヒーに(極力グラスフェッドの)バターとMCTオイル(中鎖脂肪酸オイル)をミックスして作ります。
スプーンでかき混ぜるだけでは3つの食材が分離したままで、美味しくありません。
ブレンダー等を使ってしっかり撹拌する必要があります。
バターコーヒーの基本はブレンダー利用(スプーンはNG)
自宅でバターコーヒーを作るとき、初めのうちはバイタミックスを使って撹拌していました。
やがてハンドミキサー(ブラウン ハンドブレンダー マルチクイック MQ700 )で十分だと気がつきシフトしました。
しかしさすがに、ブラウンのかさばるハンドミキサーを旅行先に持って行くわけにはいきません。
もっと小型のブレンダーをいくつか購入して試してみましたものの、満足のいく性能の製品はありませんでした。
そして、試行錯誤を重ねてようやく、たどり着いたのです。フードコンテナーを使ってハンドシェイクする 方法に。
宿泊先ではスープジャー(フードコンテナー)が便利
私が使っているのはサーモス(THERMOS)のスープジャー(フードコンテナー)の500mlのサイズ。
一回り小さいサイズでも問題ないと思います。
お湯を入れて持っても熱くなく、激しくシェイクしてもこぼれないため、ブレンダー代わりに使うのに都合よく出来ています。
バターは携帯用のパッケージを利用
グラスフェッドバターのAnchorバター。海外では10gの携帯用小型パッケージが売っています。これが便利。
開くと中身は取り出しやすい形をしています。冷蔵してあれば、バターがパカっと外れて出てきます。
国によって小型パッケージの売り方が違います。6個入りか10個入りの透明ケースに入っているパターンが多いかも。
インドネシアでは箱入りで売っていました。
いずれのバターも日本では入手できません。アジア、東南アジアのどの国でも、普通にスーパーマーケットに売っているのに、日本だけはアンカーバターを売っていません。
他のバター(パッケージ)を使う場合には、小分けにして密封容器やラップで包んでバッグに入れておけば良いと思います。
スープジャーを使ってバターコーヒーを作る手順
それでは実際にホテルで作る様子を写真で追ってみましょう。
バターとMCTオイルを入れてドリップバッグをセット
バターは容器の底を押せばポトンと落ちます。そこにMCTオイルを加えます。
コーヒーのドリップバッグをセットします。引っ掛けるのにちょうどよいサイズです。
ちなみに私が愛飲するのはタカムラコーヒーロースターズです。
コーヒーの抽出が終わった状態。バターとオイルが浮いています。
スープジャーをシェイクする!
サーモスは中ぶたでしっかり密封するのでこぼれないのです。
フタを締めたら、シェイクする!
バーテンダーがシェーカーを振ってカクテルを作る要領です。ついでに二段振り、八の字振りも練習しちゃいましょう。
良い具合に泡立ちました。これくらいであればバターもオイルもしっかりコーヒーに溶け込んでいます。
最低限、これくらいは泡立つように撹拌しないと、バターコーヒーはまずくて飲めません。健康への効果も相当に低くなってしまうとのこと。