2019年6月、7月と鑑賞料金改定(値上げ)を行った多くのシネコン。しかし最大手のイオンシネマはいまだ動かず? 根強い「ワーナー・マイカル」のイメージを覆して「イオン」の存在感をアピールするのには良いかも。(文中敬称略)
2019年6月、7月と値上げに踏み切ったシネコン
映画館の「毎月1日の割引サービス」と「12月1日の映画の日」の混同について ファーストデーと映画の日は別物!? を2018年9月に書きました。
最初に記事を書いた時点では、全てのシネコン(シネマコンプレックス=複合映画館)が「12月以外の月のファーストデー(1日)の料金は1,100円」で横並びでした。
ところが2019年3月、TOHOシネマズが同年6月1日からの料金改定を発表 TOHOシネマズの映画料金が2019年6月から100円の値上げ! したのを皮切りに、各社が追随していったのでした。
2019年6月29日現在、主要シネコンで値上げリリースを確認できないのは「イオンシネマ」です。(見落としているのかな・・・?)
イオンシネマって日本一のシネコンなんだ!?
もう忘れかけている人も多いかもしれません。イオンシネマの前身は「ワーナー・マイカル・シネマズ」。
実は、1993年4月に開業した「ワーナー・マイカル・シネマズ海老名」が日本初のシネコンと言われています。
「日本初のシネコン」であったためその開業は全国的に注目を集め、当初はチケットを買い求める人の列が館外の横浜銀行付近にまで達するほど連日大盛況だったというエピソードが残っているほどだ。
タウンニュース 2018年4月20日号 より引用
マイカル(旧ニチイ)が運営するショッピングセンター「サティ(SATY)」と併設されることの多かったワーナー・マイカル・シネマズの懐かしい看板。
2013年、ワーナー・マイカル・シネマズはイオンシネマズと統合され「イオンシネマ」となり、TOHOシネマズを抜いて日本最多のスクリーン数を待つシネコンとなりました。
ワーナー・マイカル時代のイメージが強かったけど・・・
名称が変わって6年が経過したものの、私にとっては「シネコン=ワーナー・マイカル」のイメージがいまだに強いのです。
「イオンシネマ」と聞いてもピンとこないのは、シネコンとWBのマークとキャラクターのルーニー・テューンズのイメージの結びつきが強烈なんでしょうね。
/ #雨が好きになるワーナー映画🌂
\
雨の日だからこそ、雨の日にしかできない遊びを楽しもう✨https://t.co/hMznYfF4ut#ルーニーテューンズ pic.twitter.com/1yX7Olnd7k— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) 2019年6月24日
でも、この値上げ騒動で「イオンシネマ」は私の意識にしっかりインプットされました。
他社に流されずに進んでいったら嬉しいぞーヽ(^。^)ノ