リュミエール兄弟の「シネマトグラフ」が映画スクリーン上映の始まり

日本の「12月1日は映画の日」はエジソンのキネトスコープによる日本初上映を記念する日。一方12月28日は、リュミエール兄弟によって世界で初めて現在スタイルの映画興行が行われた「シネマトグラフの日」として重要な記念日です。(文中敬称略)

日本の12月1日「映画の日」はエジソンのキネトスコープ由来

1896年(明治29年)11月25日~12月1日に「キネトスコープ」が日本で初めて神戸で上映されました。

そして「日本における映画産業発祥」を記念するものとして、毎年12月1日が「映画の日」となりました。

キネトスコープは発明王エジソンが考案した

キネトスコープ(Kinetoscope)は、1891年にトーマス・エジソンThomas Alva Edison)が発明した映画の上映装置です。

実物は下のツイート写真のとおり。映画をスクリーンに映して観るのではなく、装置をのぞき込んで鑑賞します。

映画館の前身「キネトスコープ・パーラー」が1890年代に全米でブーム

発明王エジソンのキネトスコープは人気を呼び、複数の装置を並べた「キネトスコープ・パーラー」がアメリカの各地に広がっていきました。

リュミエール兄弟が発明「シネマトグラフ」は映像をスクリーンに投影する装置

エジソンのキネトスコープ・パーラーがアメリカに広まったのと同時期に、リュミエール兄弟が「シネマトグラフ(cinématographe)」を発明します。

リュミエール兄弟

兄:オーギュスト・リュミエール(Auguste Marie Louis Lumière 、1862年10月19日 – 1954年4月10日)
弟:ルイ・リュミエール(Louis Jean Lumière、1864年10月5日 – 1948年6月6日)

リュミエール兄弟ーWikipedia より引用

シネマトグラフは、映像をスクリーンに投影するため、一度に多くの人が映画を鑑賞できます。

シネマトグラフ(フランス語: cinématographe)とは、世界初の撮影と映写の機能を持つ複合映写機である。世界初の実写映画の作成と映画を商業公開することで映画史に名を残した。1890年代に発明された。

シネマトグラフ – Wikipedia より引用

「シネマトグラフ」の外観と構造

シネマトグラフとはどんな装置だったのか、写真で見てみましょう。

「シネマトグラフ」横から

シネマトグラフを横から見た写真。付属品がいくつかあります(何なのかは分かりません)

正面から+扉を開けた状態

正面の扉を開いた状態。フイルムを装填するのであろう円状のパーツが確認できます。

光源装置をドッキング

やたらとデカイ光源装置を組み合わせた様子。こうやって上映するのですね。

シネマトグラフの復元モデル

日藝(日本大学芸術学部)の映画学科に、復元されたシネマトグラフがあるそうです!!

映画の誕生の詳細な解説(外部リンク)

下の外部リンク記事にはリュミエールの最初のシネマトグラフ上映の様子を含め、当時の状況が詳細に書かれています。ご一読オススメします。

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2017年、リュミエール兄弟のシネマトグラフ映画集が上映された

2017年に「映画の原点」ともえ言える、リュミエール兄弟のシネマトグラフによる映画集が上映されました。4Kデジタルで驚くほど鮮明な映像です!

世界初の映画『工場の出口』や、120年前の日本の様子も!映画『リュミエール!』予告編

 
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リュミエール兄弟によって、1895年12月28日に最初の商業公開が行われたことから、12月28日を「シネマトグラフの日」としているのです。

最初の商業公開(有料公開)がリュミエール兄弟によって、1895年12月28日、パリのグラン・カフェ地階の「サロン・ナンディアン(=インドの間)(現ホテル・スクリーブ・パリ)」にて行われた。その際、上映されたフィルムは『工場の出口』を含む10本の短編映画だったと言われている。

シネマトグラフ – Wikipedia より引用

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